河北潟野鳥観察舎にカモの様子を見に行った。殆どがマガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カンムリカイツブリで珍しいものは見当たらなかった。
ありふれたカモ達
そうこうしているうちに観察舎に来られたご婦人に「トモエガモはいませんか」と聞かれた。風が強く、カモ達も窓からかなり遠かったので、「そうですね。見つけるのは難しそうですね」と答えた。
それでも何とか見つけてあげなければと望遠の倍率をあげてみると、1羽のトモエガモが見つかった。
他のカモの間に散見されるトモエガモ
「あ!いましたよ」というと、「どこですか」と又、聞かれたのでもう少し真剣に探してみた。すると画面に2羽、3羽と入るようになって来た。
1画面に複数入ったトモエガモ
「あそこの草むらの所の水辺ですよ」と指さしてあげると、「いた。いた。撮れた。」と喜んでもらえた。かく言う私も今年初めて見るトモエガモであった。
今度は「窓の下のあの鳥は何ですか」と聞かれた。毛がしっかりとは生え揃っていないようであるがカワアイサだと思われた。
若いと思われるカワアイサのオス
「カワアイサではないでしょうか」というと今度は無言で一生懸命写真を撮っていた。
私もトモエガモ、カワアイサが撮れたので満足して別れを告げた。