新年おめでとうございます。今年の正月は、雪で始まった。白山を題材とした、新年に相応しい写真でご挨拶しようと、3日間頑張ったが、雪は晴れず、叶いませんでした。そこで、クリスマスにイギリス、エジンバラから送られてきた、紙で作った鳥のカードを我が家の庭で、鳥のエサやり場としている屋根付きの箱に挟んで見出しの写真を撮った。
実は、元日の朝、夜明けとともに散歩に行きました。
散歩の終わり頃、田んぼの中の電柱に止まるハヤブサを見つけた。カメラを持っていなかったので、急いで自宅に戻り、カメラを持ち、車で田の方にハヤブサを探しに出かけた。周辺を回っていると、幸運にも、ハヤブサが別の電柱に止まっているのを見つけた。
初夢に関して、一富士二鷹三茄子という言い伝えがある。ハヤブサは、分類上はタカではないが、鷹に近い仲間である。「こいつは春から縁起がいいや」と言う訳で、ハヤブサの写真を載せます。
電線に止まるハヤブサ
辺りには、ノスリやチョウゲンボウもいた。
辺りを監視するノスリ
田を注視するチョウゲンボウ
やっぱりコハクチョウの写真を撮りたいと思い、邑智潟や柴山潟周辺の田に出かけた。柴山潟周辺からは、晴れた日には、白山が綺麗に見えるのだが、この3日間は、殆ど雲に覆われていた。
晴れた日には、次のように綺麗に見えるのですが。
青空を飛ぶコハクチョウ
今回は、近くにピントを合わせると、白山は、色飛びしてしまった。
延伸工事中の北陸新幹線の上を飛ぶ
コハクチョウ
しょうがないので、白山に登る際、足慣らしする鞍掛山(477.7m)を背景にコハクチョウの写真を撮った。
延伸工事中の北陸新幹線、鞍掛山を背に
する田のコハクチョウ
それでもなんとか、曇り空に飛ぶコハクチョウを捉えることができた。
曇り空の墨絵のような白山を
背景に飛ぶコハクチョウ
雪のない田では、200羽余りのコハクチョウが餌を摂っていた。
餌を摂るコハクチョウ
よく見ると、数羽のマガンが群れに混ざっていた。
コハクチョウの群れに混ざったマガン
青空の白山を諦めて、もしかしたら、ヒシクイがいるかもしれないと思い、邑智潟に行ってみた。こちらも、時々、雨模様で、天気はあまりよくなかった。ただ、コハクチョウの群れはすぐに見つかった。大きな群れがいくつか餌を摂っており、全体で1000羽はいたであろう。そうこうしているうちに、黒っぽい鳥影が下りてきた。
周回しながら下降するマガンの群れ
田に降りたのを確認して、少し近づいてみると、マガンであった。写真に写っているだけでも200羽近い。
晴れた日には、マガンの群れは、次のように見える。
田で餌を摂るマガン
マガン
マガンは、肉色の嘴、それを縁取る額の白い部分、胸、腹の黒色の横の縞模様が特徴である。
マガンを正面から見る
今回はヒシクイが見られなかったのが残念であったが、課題を残し、今年もまた挑戦するぞという気持ちと共に、マガンを見たからいいかと思い、帰り道についた。
ところどころ停まっては、目に入るものを撮ってみた。
カワラヒワの群れ
ツグミ