写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

椿館 春を探す日 

2025年02月10日 | 写真日記
    [ののいち椿館]
雪で引きこもりの一週間、春を見たいと二年前の2月11日に当時要介護2だったつれあいとリハビリを兼ねて訪れた「ののいち椿館」で撮った写真を取り出してみました。

    [夫婦椿]

なんとも、現在の私にはいろいろな意味で心にしみてくる名前のツバキです。
この数か月後に彼女は二度目の脳梗塞の発作で車いす生活になっりました。
この時が自らの足で好きな花を愛でて巡る楽しみの最後だったのかもしれません。

    [黄河]

中輪の獅子咲きで豪華な椿です。
新潟県阿賀町で「雪小町」という椿からの自然実生として発見されたそうで1967年に発表された椿だそうです。
この花の前に立ったつれあいはしばらく見入っていました。

    [宗円]
茶花として好まれそうな名前の椿ですね。
ヤブツバキの仲間で一重の筒咲き、なんとも上品な雰囲気の花です。
金沢市の隣町、椿館のある野々市市の民家で栽培されていた品種で1990年に命名されたそうです。

雪で閉じ込められて「雪どけ」を待ちながら春の写真四枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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逞しく生きる

2025年02月06日 | 写真日記
    [群れのボス猿]

約半年にも及ぶ積雪の山里は野猿にとって飢餓の季節です。
子猿も含めて日々餌を求める一族のボス猿は山裾の安全で餌が取りやすい場所に群れを導いて移動していきます。

    [母子猿]

猿は真冬に母猿がその懐に子猿を包み込むように抱いての子育てになります。
左に映っている母猿はカメラから隠すように子猿を抱いて餌を探しています。
母も子も本当に逞しく、厳冬の山里で子猿は育ちながら春を待ちます。

    [次のえさ場に移動]

やがてこの場では餌が無くなったのでしょうか、次のえさ場へ移動が始まりました。
母猿は子を背負い、若いサルは通路の確認や見張りなどそれぞれの役割分担をしながらの移動になります。
「芽吹き」という飢餓の季節を超えての豊かな春を全員が無事に迎えることを願いながらのお別れになりました。

冬の雪原に生きる野猿の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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大寒波襲来?

2025年02月03日 | 写真日記
金沢市に大雪、雷、強風、波浪、雪崩、着雪などほぼ全ての注意報が出揃い2018年なみの大寒波襲来との気象予報が出ました。
現在の金沢は静かに夜を迎えています。

    [窓の外は雪]

7年前目覚めるといつもと違う窓が見えていました。
二階からの階段奥につけられた窓がまるで一幅の絵のように見えました。
よく見るといつも見える街路樹の梢部分に雪が張り付き白く明るく見えたのです。

    [小屋根の雪と雪道]

二階の窓から見ると、通勤時間なのでいつもなら車道は市内の中心街に流れているはずの車が静かにノロノロ運転。
我が家の小屋根にはこんもりと雪の山が・・・、すでに現役引退の私なので出掛けなくていいのですが玄関先やつれあいのディサービスのお迎えの車が駐車できるだけの最低限の除雪はしなければと焦ります。

    [黙々と雪の歩道を通勤の人たちが]

こんな日は路線バスもあまりあてにはならないしタクシーも走りません、金沢の人たちはとにかく一番信頼できる自分の足で必要な時間と距離を歩きます。
通勤も通学も、大人も子供も必要なだけはとにかく歩くことにしています。
明日の朝はどれだけの積雪があるのか、明後日が「しんぶん赤旗」の地域配達担当日です。
「しんぶん赤旗」の金沢到着の時間や積雪量が心配ですが・・・、積雪の少ないことを願っています。

2018年2月初め、大寒波の朝の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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日本共産党のラップCM最高だね

2025年02月03日 | 写真日記
知らなかった、ユーチューブもブログにこういう風に拡散できるんだね。

日本共産党のラップCM最高だね
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ひと昔前 金沢茶屋街の冬

2025年01月27日 | 写真日記
    [雪の茶屋街]

金沢屈指の観光スポット、最も金沢らしい情緒を感じるというひがし茶屋街。
まだ北陸新幹線もなかった時代ですが、朝から観光客も訪れて散策中に突然に激しく雪が降り始め傘を持たない人たちは慌てて狭い軒下に・・・。
「弁当忘れても傘忘れるな」といわれる金沢の天候異変、きっとこの出来事も観光地での楽しい思い出になるのでしょうね。

    [壁に柄の長いスコップ]

私が金沢へ来た頃「これは何だ?」と不思議に思ったものの一つがこのスコップです。
いまでは珍しくなりましたが軒の雪や氷柱を落とすために備え付けてあるようです。
また玄関脇に大きな石を置いているお宅もありますが、これは下駄などの履物についた雪を落とすためのもののようです。

    [主計(かぞえ)町から見る浅野川大橋]

金沢は前田藩公認だった廓として〈にし・ひがし・かぞえまち〉が今も茶屋街として建物も街も残り芸妓さんもそれぞれに仕事として続けています。
女川と呼ばれる浅野川の左右に位置して「ひがし茶屋街」と「かぞえ町」があります。
この写真はかぞえ町から浅野川大橋を撮ったもので、右側の道路に面して茶屋街となっています。

*冬の金沢は路面に雪のない時も、突然雪が降りだすと短時間で雪が積もり長靴でないと歩行がむつかしくなります。
少なくとも傘はお忘れないように観光を楽しんでください。

記録的に雪の少ない今冬の金沢市内、少しは金沢の冬らしい写真を過去の一月のストック写真から三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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