前回、「柴山潟周辺の田でタンチョウの幼鳥が、1羽だけで、無心で餌を食べていたことを報告致した。その後、タンチョウの傍には、その先日、2羽のマナヅルも一緒に居たことが報告され、残念! 」とコメントした。
昨日、再び、その田を訪れ、一緒に餌を摂る1羽のタンチョウ、2羽のマナヅルを見つけた。
マナヅルとタンチョウ
タンチョウ
タンチョウは釧路湿原で、マナヅルは主に出水市で越冬する。今回の3羽は、北へ帰る途中で石川に迷って来たものと思われる。石川で、一度に、両方の鶴を見ることは珍しい。
見ているうちに鶴達は飛び立ち、
飛び立った3羽のツル
空に舞い上がるツル
3羽は、空高く舞い上がり、一旦は別々になったが
1羽で上昇するタンチョウ
上昇するマナヅル
また3羽となり、空高く消えて行った。
再び3羽で飛翔するツル
金沢地方気象台によると、金沢では、1月には雪が多く降ったものの、2月の平均気温は6.6℃と平年の3.9℃と比較してかなり高かった。このような気候が、マガンやヒシクイ、コハクチョウの北帰行を早め、タンチョウやマナヅルの飛来に影響したのかもしれない。
ただ、1月の雪が長く残ったせいか、庭のスノードロップの花は、去年(2月16日)に比較し、今日(3月2日)と遅かった。
開花したスノードロップ