ここ2,3日急に朝が涼しくなり、日の出前の空にも秋の気配が漂っている。
日の出直前の雲
クリのいがも割れ始めた。
実が顔を出し始めた栗
昨晩は木星の撮影を試みたが結果は悲惨なものであった。
木星の写真ではあるが、全く輪も見えない失敗作
7日には千里浜から一宮海岸、志賀まで足を伸ばしてみた。一宮海岸では砂浜で足元をチョコチョコと動き回る昆虫を見つけた。イカリモンハンミョウだと嬉しいなと思いながら写真を撮り調べてみるとコニワハンミョウだと分かった。
コニワハンミョウ
子供の頃見たハンミョウよりは色彩は少ないが、なかなか凛とした姿であった。残念ではあるがイカリモンハンミョウを図鑑で確認することができた。
志賀ではイソヒヨドリが迎えてくれたが、もうシギ類は抜けたと思われ主に見られたのはキアシシギであった。
イソヒヨドリ3態
キアシシギ
冬羽に変りつつあるか変わってしまったかという羽をつけていた。
石川ではキアシシギは春先は田でも大きな群れが見られるが、秋には小さな群れで生活しているようであった。また多くが若鳥(鳥友さんに示唆をいただいた)のようであり、羽の白斑が確認できた。
キアシシギ(若鳥と思われる)
波打ち際で餌を探したり、流木の上で休んだり、未だ心細いのか大きなウミネコの傍で休んだり、あどけない顔で周囲を見回したりしていた。
波打ち際で餌を探すキアシシギ
流木の上で休むキアシシギ
ウミネコの傍で仮眠するキアシシギ
逆にトウネンなどには頼られているようにも感じた。
トウネンに頼られるキアシシギ
岩場では悠々と周りを見渡したり、目を細めて仮眠したりしていた。
海を見つめるキアシシギ
普段はゆっくりとキアシシギを見ることは少ないが、他の鳥がいないのでかえってその特徴を再確認することができた。