見出し画像

チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

秋に向けてーミユビシギ再び

 前回ミユビシギについて報告した。実は、22日にも所用の合間に七塚の海岸を訪れてみた。浜に下りると、沖合を大きな客船が航行しているのが見えた。

        MSCベリッシマ(スイスともイタリアとも)

 MSCクルーズ社のMSCベリッシマ号(171,598トン)である。有名なクイーンエリザベス号(90,000トン)の2倍、タイタニック号(46,000トン)の約4倍近い大きさであり、最新、最大のクルーズ船だそうである。何か要塞が海上を進んでいるかのようであった。金沢港への寄港スケジュールを見ると、午前7時に境港から到着し、午後2時に出港とある。豪華客船の旅はもっとゆったりしたものだと思っていたので、こんなに忙しい旅ならただ海の上にいるだけではないかと思ってしまった。もっとゆっくりと兼六園や武家屋敷、茶屋街などを見て欲しかった。
 暑い午後であったが、砂浜には多くのミユビシギがいた。
 焼けそうな浜辺ではアゲハが吸水しており、塩水も飲むのかと認識を新たにした。

             海岸で吸水するアゲハ

 砂浜の上をちょろちょろと動くのはシロチドリである。よく見ると数が少なくなったトウネンが混ざっていた。

          
            シロチドリとトウネン




                トウネン

 ミユビシギは相変わらずかなりの大きさの群れを成し、餌を探したり飛んだりしていた。



              海岸のミユビシギ

 若鳥も混ざっているようである。

              ミユビシギ若鳥?

 群れを見ていた時、1羽の足に黄色い目印がついているのに気付いた。


           識別の印がついたミユビシギ

 何かの調査をしているのであろうが詳細は分からない。
 群れから離れた所に2羽の鳥がいた。ミユビシギとトウネンであろう。

            ミユビシギとトウネン

 シギの仲間は、互いに争うところはあまり見ない。ここでも仲良く暑さに耐えているところが見え安心した。
快適な秋が待ち遠しい。

コメント一覧

bbdupstream494, チョウキチ
みどりの風さん
コメントありがとうございます。チョウの多くも塩水からや、コンクリート壁を舐めてミネラルを摂ったりします。さらに、自分の身体を守るために、アルカロイドを含む植物の蜜を吸ったりしています。
ryokuhoo(緑の風)
潮水を飲むアゲハが紹介されていますが、カモやシギも海水でも淡水でも暮らしています。体内の塩分を調整する機能を持っているのでしょうね。以前から不思議に思っていました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る