昨日の朝は、今年の最低気温を記録した。ヒシクイ琵琶湖に渡来の報に接してヒシクイ発見に成功しようと、大聖寺近辺の田に出かけた。この辺りは、渡来直後のマガン、ヒシクイ、コハクチョウなどが良く来る場所である。ところが、田を見回しても、いるのはダイサギとノビタキばかり、諦めて帰ろうとした時、よく晴れた空を背に6羽の白い大型の鳥がゆっくりと降りてきた。コハクチョウだと直感し、慌てて1枚だけ写真を撮った。
田に降りる初飛来のコハクチョウ6羽
新参の群れは、ダイサギが群れている田の隣の田に降り立った。急いでその方向に向かうと、ダイサギがコハクチョウを歓迎するかのように、興奮して飛び跳ねていた。
コハクチョウの飛来に騒ぐダイサギ
そのうちにダイサギは静かになり、興味深そうにコハクチョウの方を見、一緒に餌を探し始めた。
コハクチョウを珍しそうに観察する
ダイサギ
コハクチョウは、親鳥4羽に若鳥2羽の若鳥の群れであった。
成鳥4羽、若鳥2羽の群れ
若鳥は今年生まれたのであろう。嘴が未だ赤っぽい。
コハクチョウの若鳥
遠くまでご苦労様、ゆっくりしなさいと見守った。親子は思い思いに餌を食べたり座り込んだりしながら休んでいた。
思い思いに寛ぐ成鳥
新聞社に投稿してみたが、今朝、川口さんの「コハクチョウ今季初飛来 邑知潟」の記事が載り、私のは没となった。
川口さんの邑知潟のコハクチョウの記事
テレビでも猪苗代湖にコハクチョウ飛来と報道していた。
先日のマガンの場合にも、寺谷さんの記事に先を越され、残念であるが、観点が違うので、ブログには報告する。
待っていたコハクチョウがやっと渡来した。