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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

若鳥の季節-キョウジョシギ

 秋の始まりは多くの若鳥が見られる季節でもある。5日にはコチドリについて報告した。

             コチドリの若

 朝の散歩でヒヨドリの幼鳥を見かけた。

              若いヒヨドリ

 ヒヨドリは孵化後10日程でまだ十分に飛べないうちに巣立ちし、草陰に隠れたりしながら親から餌を貰い成長する。

              ヒヨドリの若

 この幼鳥は未だ親の助けが必要なようである。そのうち親鳥が来て様子を見ていたが、何も与えずに飛び去った。

              様子を見る親鳥

 若鳥に自分で餌を摂ることを促しているのであろう。
 散歩道にはマルバルコウソウが咲き、キチョウは朝露の乾くのを待ち、ウラナミシジミも飛び始めた。

             マルバルコウソウ


        集団や単独で朝露が乾くのを待つキチョウ

              ウラナミシジミ

 秋が進みつつある。
 七塚の海岸ではウミネコの若鳥たちが我がもの顔に活動している。

            若いウミネコの群れ

 トウネンの群れを見ていた時、少し大きめの鳥が混ざっているのに気付いた。



           キョウジョシギとトウネン

 頑丈な赤い足、キョウジョシギの特徴である。こちらも若鳥である。今年は初夏かなり遅くまで此処に居たがもう帰ってきている。




             キョウジョシギ

 それでもちゃんと立派な若鳥に育っているので安心した。
 浜には胸がうっすらと黒い鳥もいた。



             換羽中のハマシギ?

 冬羽に換羽中のハマシギであろう。
 細かい砂が綺麗な壁のように見える砂浜には、黒と白のコントラストの美しい蜂かアブか?がいた。今まで注意したことがなく名前が分からなかったが家に帰って調べたところ、クロバネツリアブだと分かった。

              クロバネツリアブ

 刺すのかどうかは知らないが、蜂の仲間にも綺麗なものがいることを知った。
 帰りにハス田の様子を見に寄ってみると、シギやチドリはいなかったがハクセキレイの若が見えた。

            ハス田のハクセキレイ

 水を張った田にはもうコガモがやってき、潟ではカンムリカイツブリも見られるようになった。


            水田にやってきたコガモ

            潟のカンムリカイツブリ

 秋の深まりが待たれる。
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