羽咋の海にもなかなか旅鳥が来ない。先日訪れた時にもハマシギが混ざる岩礁ではヒドリガモなどが休んでいるだけであった。
岩礁で休む鳥たち
河北潟などではめっきり数が減ったハシビロガモがノリ田周辺を泳いでいるのが見え、冬の名残すら漂っていた。
ノリ田近くを泳ぐハシビロガモ
沖では立派な夏羽を持ったカンムリカイツブリが泳いでいた。
沖合のカンムリカイツブリ
波に乗り上下する姿を追うとウミアイサが混ざっていることに気が付いた。
沖合のカンムリカイツブリとウミアイサ?
カンムリカイツブリとウミアイサ
さらに、シノリガモもまだそばにいた。
沖合のシノリガモ
海はまだ冬の環境であろうか?
岩礁の浅瀬では、コサギ、アオサギ、ダイサギなどが悠々と餌を探していた。
岩礁のコサギ(上)、アオサギ(下)
テトラポッドの上ではハクセキレイが遊び、イソヒヨドリが囀り、岩礁の上ではイソシギの活動が活発にはなってきた。
磯のハクセキレイ
イソヒヨドリ
活発になってきたイソシギ
突然、ピ.ピ.ピという聞き慣れた甲高い鳴き声が聞こえた。浅瀬となっている岩礁の中を探すと、コチドリが渡来しているのが見えた。
磯のコチドリ
シギ類はまだ目立たないがチドリの仲間は少しずつ渡来しているようである。