運用ダイジェスト
スピンアップとHKデータの取得(=House Keepingデータとは、イカロスの状態(温度,電源,姿勢等)を
まとめてパッケージしたデータで,これによってイカロスの現状をほぼ把握することができます)とレンジングを行いました。
気液平衡スラスターを噴射せずに、3回の運用で連続してレンジングすると3パスコースティング。ソーラーセイルの加速分を含めて正確に軌道決定できます。
順次データレコーダからアラジン(ALDN)(大面積宇宙塵検出器)、GAP(ガンマ線バースト偏光検出器)のデータをダウンロード。
4月28日のIKAROS
太陽距離: 1.08AU
地球距離: 1億3660万km, 赤経=-28.5°, 赤緯=-12.3°
金星距離: 0.91AU(135,746,421km)
姿勢:スピンレート=1.2rpm(1分間に1.2回転), 太陽角=8度
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