猫と惑星系

押し記事 星間微惑星。 天体の翻訳他、韓流、花の写真を掲載。

はやぶさ軌道変更は順調

2010-02-09 17:50:12 | 宇宙開発
はやぶさの軌道が地球から75万km(1.95LD)まで接近。イオンエンジンAの中和器とBのビームの組合せ運転は順調。このまま、3月27日まで稼動すれば、軌道変更は完了。
中和器とビーム源が運転可能なCは推力不足。BとDは中和器が故障(注1)。Aはビーム源が故障と満身創痍な、はやぶさ。姿勢制御も中和器頼みだから、頑張れイオンエンジン。
小惑星探査機はやぶさ
注1:電圧を上昇させても、噴射するキセノンに十分帯電できない。電圧は50Vが限界なので、安全のために止める。

ここから、妄想。中和器のキセノン噴射は可能なので、A,B,C,Dの単独噴射や組合せ噴射で、はやぶさを自転させることは可能。
但し、元々姿勢制御用に取り付けられていないので、対面する中和器で噴いたからといって、回転をぴたりと止めれるかは疑問。
運用チームでは、すでに特性を掴んでいるので、外野の心配は無用ですけど。
Z軸のリアクションホイールは大事に使わないとカプセルを切り離す時に重要。


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