猫と惑星系

押し記事 星間微惑星。 天体の翻訳他、韓流、花の写真を掲載。

政府の宇宙計画に物申そう

2009-04-05 17:12:54 | 宇宙開発
読売新聞によると、『政府は今月27日に基本計画をまとめ、国民の意見を募る「パブリックコメント」を実施する。』ということなので事前に考えときます。
去年は、2週間しかなかったので、ろくな文章を書けませんでした。
私は、基本的に、無人探査機優先なので、気象衛星は必要だけど後は、小惑星か彗星を目標とした無人探査機5台。
X線望遠鏡1台。太陽系外縁部兼太陽極点観測用宇宙望遠鏡1台。惑星探査機3台(水、金、火)。探査機を惑星間空間に送り込むための上段の開発。
探査機との通信を確保するために深宇宙通信網の設置。

小惑星と彗星については、太陽系始原物質を調べるためには必須の対象天体です。型の違う小惑星に接近調査する必要があります。そのうち1台はソーラーセイルを使用。
X線望遠鏡は、昔は日本がリードしていた分野、「ひので」の実績を途切れさすこと無く次代に引き継ぐ必要があります。
太陽系外縁部兼太陽極点観測用宇宙望遠鏡は、黄道面から観測してるから暗い天体が見えにくいのではないかという偏見を基に、それなら望遠鏡を黄道面の外に出せばいいとの発想で考えたものです。
のぞみスイングバイの2回目を、宇宙望遠鏡の軌道をさらに立てる方向にすれば、
ユリシーズのように一度木星に飛ばさなくても4年ぐらい(8回スイングバイ)で黄道面に垂直の公転軌道が手に入らないだろうか?
暗いのと明るすぎるのを、同時に見れる撮像素子は無理だろうけど、どうせ、太陽の極軌道に乗せるなら、ユリシーズの抜けた穴を日本が塞いでもいいんじゃない。
望遠鏡を複数積めばいいんだよ。メインベルトの小惑星や黄道光に邪魔されない位置から観測して外縁部の天体が少なけりゃ、今の理論が正しいし。
何か見つかれば、また、考えればいい。
惑星探査機は、計画中のベピコロンボとプラネットC。に火星用探査機でとりあえず5年分。
これら、探査機を自在に打ち出すために、H2Aの上段を開発する必要があります。
同時に、複数台の探査機と通信をとるために、海外に通信アンテナを設置する必要があります。
去年と同じ内容ですが、パブリックコメントの趣旨に合わせて修正するにしても軸がぶれないようにしときます。


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