道路で転んだという女性がご来院された時、「前医では発見されていなかった骨折」がありました。
2022年08月19日 07時50分51秒
今、正しくエネルギーを作りこみ、身体を作り
健康を作る時です!
◆◆◆◆◆◆◆◆
整骨院、治療院の「正しいあり方、社会での意義」が問われている中
負傷、ケガ:外傷、痛み、動作改善の正しい対処をあなたにお伝えするのは
ケトルベル正式指導者でもある治療人:おの卓弥です。
外傷:一般的な負傷、ケガ
▼
●ねん挫≪身体のどこかをひねってケガをした≫
●打撲≪だぼく:打ち身、ぶつけたケガ≫
●脱臼≪だっきゅう:関節が外れること≫
●骨折≪こっせつ:骨が折れた、ヒビも骨折です≫
●挫傷≪ざしょう:肉ばなれ≫
この様なことを専門で診断、治療する整骨院
▲
東武伊勢崎線 北越谷駅西口:おの整骨院 院長です。
【柔道整復師】という国家資格をもって
患者様へ専門知識を満載した正しい治療と
素早い行動を提供させていただいています。
【道路で転んだという女性を治療した時のお話】
『整形外科でレントゲン撮りましたけど
骨は折れていませんので、異常ありませんと言われました。
でも、痛いんです!
本当に痛くて眠れないんです!!
なんとかならないでしょうか?・・・」
▲
と、訴えられ、ご来院された患者様がいらっしゃいました。
数年前のお話です。
整形外科でレントゲン撮影したが
写真では問題無いとのこと。
診察した医師も、治療は必要無いと言い
「まあ・・・痛み止めでもだしますか~~~」
と、軽く言われ、怒って帰宅した。
が・・・
痛い。
猛烈に痛い!
で、おの整骨院に、ご来院されました。
深呼吸してもらうと・・・
猛烈に痛い!!
今までの人生で最強に痛い!!
※おっしゃったこと、そのままです。
この検査方法は、病院ではしていない、とのこと。
皮ふを見ると・・・
深い部分からの内出血が存在する:典型的な色。
腕を上げることが不可能。
困難ではなく、まったく不可能。
この検査も、まったくやっていないとのこと。
当初、患者様がレントゲン撮影した整形外科では
異状無しとの診断ですが
確信が持てたので、提携している整形外科で再度レントゲン撮影。
結果は・・・
この患者様は、やはり骨折していました。
第1肋骨=一番上の肋骨(ろっこつ)が折れていました。
第1肋骨は、鎖骨(さこつ)=胸の上にある骨:に隠れる形で存在します。
なぜ、骨折は見落とされてしまったのでしょう??
最初に診断した整形外科の決定的なミスは
1:しっかりと問診、視診、触診、運動検査をしていない。
2:正面と横からしかレントゲン撮影をしていない
この2つです。
2方向の撮影のみでは
間違い無く、誤診の可能性が高くなります。
外傷診断と治療の経験が豊富で
細かい診断を意識する医療機関の医師であれば
必ず!
『斜め上、または下からも撮影するように』
レントゲン技師に指示を出します。
正しい診断をする為です。
医療として、当然のことです。
患者様を
「生き物=人間」
として
しっかり、ちゃんと診ていれば
少なくとも
1:レントゲン撮影の方向性を多角的にした方が良いと考える
2:患者様の、『猛烈に痛い』という訴えから
発生の源を探る意識と、鎮痛に関する対応をする
3:他の検査方法=特に
MRI
(エムアールアイ:MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置)
の使用で、骨以外の「筋肉やじん帯、腱(けん)」に
何かの原因が隠れているかも・・・と考える
▲
この3つには、気がつきます。
これは、医療として、最低限:行なう対応です。
発見しにくい負傷は、確実にあります。
しかし、発見の確率を上げる手段も、確実にあります。
それは、医療者が
「医療は人間を診るもの」
という、当然の意識を持たなければ
実現にはいたりません。
本日の記事のことは、ご記憶ください。
あなたと、あなたにとって大切な方の未来を救済する知識です。
医療者として
責任ある情報拡散を目的に
この様な記事を書いています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します。
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「見えない骨折」というものが確実に存在する。正しい診断をせずに、放置されていることも多いのです。
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