線維筋痛症(せんいきんつうしょう)の患者様の対応を、整骨院や接骨院、マッサージ、整体、リフレクソロジーなどを名乗るところは間違ってはいけません。
2019年12月29日 07時14分23秒
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外傷治療を専門とする柔道整復師の小野卓弥です。
あなたの生活に、エネルギーを生む記事作りを心がけています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
線維筋痛症(せんいきんつうしょう)という単語が
マスコミに大々的に出ています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191225-00000009-sanspo-ent&fbclid=IwAR11WKXrdwXd-KmzLhtGqOqq9w52vDJM1T8k7GA_LYfVHqYKl1Hp2CYO2mY
※著明なフリーアナウンサーの方が、線維筋痛症(せんいきんつうしょう)により
全仕事キャンセル:当分の間、休養。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
整骨院や接骨院、マッサージ、整体、リフレクソロジーなどを名乗るところに
一定数以上、年間を通じて
線維筋痛症(せんいきんつうしょう)の疑いがある患者様が来院されていると推測されます。
線維筋痛症(せんいきんつうしょう)の疑いがある患者様が来院された時に
しっかり鑑別診断し、専門医に紹介すること無く
●やたらと強いマッサージをしたり
●「治療・・・の、様なもの」を行なっても、症状が良化しないことから
精神的ストレスが強くなったり
▲
この様な展開になると
ますます!
患者様の精神と肉体に、強烈な負担をかけることになります。
医療は、鑑別診断の知識と技術が
極めて大事≒99%以上の重要度を持つと認識して良いと考えています。
以下のことをご記憶ください。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
線維筋痛症(せんいきんつうしょう)は
原因不明の病気と思っていただいて、間違いありません。
強烈な『痛み』があります。
あらゆる行動と動作、所作を邪魔するほどの痛みです。
しかし・・・
・血液
・レントゲン
・CRP(炎症反応検査)
・筋電図
・筋肉の酵素検査
・CT
・MRI
などの検査をおこなっても
物体的な異常は、発見できません。
ということは、決定的な治療法も見付かっていません。
が・・・
★痛みを感じる神経の過剰興奮・・・ではないか・・・?
▲
この様に、最近言われています。
『痛み』を過剰に強くする刺激には
・光
・神経ストレス
・音
・物理的外力
・筋出力
などがあります。
ということは・・・対症療法として
これらの、「『痛み』を過剰に強くすると思われる刺激」を避けることが
大切なのではないかというのが
医学的見解として多いです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
線維筋痛症は
もっとも進行した神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)と定義するドクターや研究者もいらっしゃいます。
※神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)は
体性感覚系(痛みを伝える神経)の損傷(そんしょう)や破壊
また、疾患(しっかん)や傷病(しょうびょう)の影響から
結果として引き起こされる疼痛(とうつう=痛みを表現する医学用語)
と、国際疼痛学会で定義されています。
※国際疼痛学会=IASP:https://www.iasp-pain.org/?fbclid=IwAR3N2wH7wqklNC355iKaFfhV1O9fWk9iXTynzBVRpKZspmV_GOQiopNgCCY
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痛みが強烈なため
あらゆることが苦痛になり
眠ることや食事も充分に出来なくなります。
しかし、このこともご記憶いただく必要があります。
★線維筋痛症も含めて
神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)は
強烈な痛みを、常に感じる傾向があります。
そして、人間は、「痛み」に極めて弱い生き物です。
が・・・・
生命の存続に、直接的な悪影響を及ぼすことは
ほとんどありません。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
強烈なストレスを生む症状=痛み:です。
しかし、これで「死ぬ」ことはありません。
そして、『乱れた生活や食事を避ける』
ことも大事ではないかということも、うっすらと分かってきています。
この様な症状を呈してしまった方の全快を祈願して
この記事を〆させてください。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
おの整骨院は、外傷専門整骨院です。
一般的に診療・治療と呼ばれている行為で
柔道整復師:一般的に言われる
▼
●ほねつぎ
●接骨医
▼
が、おこなうものは
「療養行為」
という呼び方であると
日本国:国家が法律で定めています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します。
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