熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

近畿山行・強風の金剛山

2013年11月29日 | 登山

近畿山行二日目、5:00に起きて昨夜受け取ったおにぎりで朝食。
雨は降っていませんが、周囲は強風が吹きまくっています。
今日は大和葛城山から金剛山へ縦走し、ロープウェイで下山する高低差610m、5時間の予定です。

【11/10、葛城高原ロッジ-水越峠-金剛山-湧出岳-登山口-東京-昭島帰着】

強風の中、雨具とヘッドランプを装着し、6:00に高原ロッジ-920mを出発。

夜明け前の暗い樹林帯に入ると風の影響が無くなって一安心。

 

ダイヤモンドトレールは良く整備された道です。

左手に奈良盆地が見えています。

急な階段道が続き、慎重に降りていきます。

 

向かいの山並みが見えて、見通しは悪くないようです。

 

左手奥に目的の金剛山の展望塔が見えています。

雨は降ったり止んだりの繰り返しです。

高低差400mを下って、7:00に水越峠-515mに出ました。

ダイヤモンドトレールは、1970年に大阪府によって整備された自然歩道であり、大阪環状自然歩道の
一部を
構成している。 なお、ダイヤモンドトレールという名称や指定は1972年になされたものである。
屯鶴峯 - 二上山 - 岩橋山 - 大和葛城山 - 金剛山 - 岩湧山 - 槇尾山とつながる全長約50kmに及ぶ。
大阪・奈良・和歌山県境きっての山を経由する、六甲縦走、比良縦走とならぶ関西地方を代表する縦走路と
なっている。通称ダイトレ。健脚者の中には一日で走り抜ける者もあるが、交通の便が比較的よく
エスケープ
ルートも多いため通常はコースを分割することが多い。

向かいのゲートを越えて金剛山への登り道に入ります。

水越峠では雨が止んで、風当りもそれほどではありません。

ほぼ舗装されたガンドガコバ林道を緩やかに登ります。

 

山間にいると悪天候が嘘のようです。ロープウェイ運行の可能性ありか。

林道脇に休憩ベンチがありました。

 

意外に山深い金剛山登りルートです。

7:40に金剛の水-670mに到着。一杯美味しく頂きました。

 

ダイヤモンドトレールへの分岐点-730mに到着。
当初予定の太尾塞城跡-大日岳1094mをパスして樹林帯に入ります。

  

ガンドガコバ林道から別れて登山道に入ります。

急斜面のジグザグ階段道になり、高低差400mを登り返します。

 

8:10に休憩所に到着。展望はありません。

 

ここから緩やかな傾斜になり、参道らしい雰囲気になりました。 

なだらかな登山道が続きます。

右手に早朝に出発した大和葛城山が見えます。

また、急登の階段道になりました。

 

最後の高低差100m程を頑張ります。

9:10に風が吹き抜ける一ノ鳥居-1080mに到着。

金剛山頂マップや史跡の表示があります。

 

強風に吹かれながら一ノ鳥居を通って葛木神社に向います。

樹齢500年の仁王杉を通過。参道に人影はありません。

枯葉が吹き溜った葛木神社に到着。

山頂とされる葛木神社に御参りします。

9:25に200名山・金剛山-1125m(葛木岳)に到着。

金剛山(こんごうさん、こんごうざん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境目にある山。
かつては高間山・高天山(たかまやま)や葛城嶺(かづらきのみね)といわれていた。金剛山地の主峰である。
標高1,125m。最高地点は葛木岳といい、御所市の葛木神社の本殿の裏にあるが、神域となっており、
立入ることはできないため、国見城跡の広場が山頂扱いされている。

 

他に湧出岳1,112m、大日岳1,094mのピークがある。大阪府の最高地点 (1,053m) が
この山の中腹にあり、
その旨の標識が掲出されている。三角点は湧出岳に設置されている。

金剛山は修験道の開祖役小角(役行者)が修行した山として知られている。役行者は
今から約1,300年前、16歳の時から、この山で修行し、全国各地の霊山へ駆け巡ったと伝えられる。
山頂付近には役行者が開いたとされる転法輪寺(真言宗醍醐派、葛城修験道大本山)がある。

お参りと記念撮影後、悪天候のため神社から一ノ鳥居に戻ります。

一ノ鳥居から一等三角点のある湧出岳に向います。

9:40に湧出岳-1112mに到着。山頂は狭い樹林帯にひっそりとありました。 

 

そばの鉄塔の展望台?は施錠されて立入禁止のようです。

 

分岐点に戻り、ロープウェイ駅に向います。人影が無いのはロープウェイ運休の証でしょうか。

大阪府最高地点-1053mの看板と高台に展望台がありました。

 

少しの希望を持ってロープウェイの金剛山駅に向います。

人影の無い金剛山ロープウェイ駅が見えてきました。 

やはり朝から運休中の金剛山駅に10:05到着。

雨宿り休憩しながらお腹を満たして下山に備えます。

徒歩下山となり、入浴時間が取れるか気になります。
10:20に金剛山駅-975mを出発。伏見峠から念仏坂を降りてバスに戻ります。

金剛山キャンプ場を通過。すでにお店は閉店しています。

伏見峠から急坂の舗装道を320m下って登山口に向います。

 

ロープウェイ運休のため、キャンプ道具を担いだ人達や登山者が結構歩いています。

「千早のトチノキ」の表示がありました。

急坂の舗装道が続き、一気に高度を下げます。凍結したら通行不能でしょう。

11:00に千早バス停のある登山口-650mに到着。

皆さん早足で、40分で念仏坂を駆け下りました。予定時間を挽回しました。
一時、風速20mの風に吹かれた高低差610m、5時間の山旅でした。

手早く雨具を処置してバスに乗車、11:10に日帰り温泉に向います。

 

温泉施設では食事できないため、各自コンビニで弁当と飲み物を購入。
街中に不思議な塔がありましたが、何かの記念塔でしょうか。

12:10に天然温泉『華の湯』に到着し、一時間の入浴とコンビニ弁当の昼食。

13:20に出発。松原ICから名阪-名神-第二東名を経由して東京に向います。
低気圧で荒れた影響からか、空いた高速道で順調に走行して20:30に東京駅に到着。
効率的なツアーで無事に四山を登れ、赤福を持って22:00に昭島に帰着。

近畿地方で残った三山は、個人で登ることになりそうです。
次は昨年の船旅で訪れなかったバルセロナ、マドリッドのスペイン世界遺産観光に出かけます。


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