明け方に降雨状況をチェック。霧雨になり晴れ間が期待されます。
団体さんが空身で涸沢岳に登っています。
厚い雲に覆われ、期待のモルゲンロートは諦めます。
【9/23、穂高岳山荘-奥穂高岳-穂高岳山荘-ザイテングラート-涸沢小屋泊り】
各自4:30に起床して荷物をまとめ、出立準備。
食堂に並んで5:30から朝食。
ザックを山荘に仮置きし、ヘルメット、空身で奥穂高岳を往復します。
ガスが引いて少し明るくなった 7:00に穂高岳山荘-2983mを出発。
奥穂高岳への核心部は穂高岳山荘から高度感のある高さ50m程の岩壁の登りです。二連で掛かる梯子
までの岩場にはしっかりとしたスタンスがあり問題なく登れます。 梯子を登りきると右から巻く様に
鎖が2か所に設置され緊張するところですが、難所は短いため、さほどの難易度ではなく、ここを登
りきると稜線に出て、比較的なだらかな岩陵を登ると奥穂高岳山頂へ到着します。
高低差200mの岩場ルートです。小ピークの先に山頂が見えてきました。
ガスに浮かぶ神秘的なジャンダルムに虹が掛かります。
西穂高岳分岐点から見た、馬の背-ジャンダルム山頂。
7:50に奥穂高岳-3190mに到着。混み合う前にと記念撮影。
穂高岳(ほたかだけ)は、中部山岳国立公園の飛騨山脈(北アルプス)にある標高3,190mの山。日本
第三位の高峰。日本百名山、新日本百名山、花の百名山。奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳、西
穂高岳、明神岳などの峰々からなる穂高連峰の総称。主峰は奥穂高岳であり、長野県 (信州) と岐阜県
(飛騨) の最高峰である。北は大キレットの峻険な登降を経て、南岳、大喰岳の先の槍ヶ岳に連なって
いる。南は奥穂高岳より西穂高岳に至る痩せ尾根を経て、焼岳へと連なる。奥穂高岳より吊り尾根を経
て、前穂高岳に至り、カール(圏谷) を下れば、上高地河童橋に至る。また、岐阜県側に穂高岳山荘から
白出沢を下るか、あるいは西穂高岳からロープウェーかその下の道を下れば、新穂高温泉である。
穂高岳は、剱岳、谷川岳と共に日本三大岩場に数えられている。特に涸沢岳から南岳の稜線の飛騨側に
は、谷川岳一の倉沢と並ぶ有数の岩場滝谷を擁する。滝谷は急峻なだけでなく、崩れやすい岩も多く、
岩の墓場と形容される。また、前穂高岳の東側、奥又白谷の上部も角度の高い岩壁となっている (前穂
東壁と呼ばれる) 。南方へ続く稜線には、馬の背、ロバの耳、ジャンダルムなどの難所がある。穂高
神社の主祭神「穂高見神」が降臨した場所とされ、嶺宮が置かれている。
30分程山頂を占有できました。後続の登山者がポツポツと到着します。
ジャンダルムが気になるメンバーですが、8:20に下山開始。
ハシゴ場が渋滞し、すれ違いに時間を掛けて安全に降りました。
快適だった穂高岳山荘前で、満足の記念撮影。
9:00に穂高岳山荘-2983mを出発。
ザイテングラート中間部は登り優先で、我々はゆっくりと慎重に降りました。
穂高岳登山の拠点となる涸沢カールは、奥穂高岳と前穂高岳に挟まれた吊り尾根よりU字型に
えぐられた圏谷で、夏でも雪渓が残る。一番人気の紅葉とカラフルなテント場も見所。
涸沢カールのガスは中々晴れてくれません。
前穂高岳の前ピークが一番の紅葉ポイントでした。
11:50にザイテングラート取付点に到着し、昼食タイム。
危険地帯を無事に通過、涸沢小屋まで紅葉模様を楽しみます。
草モミジと涸沢槍ヶ岳。綺麗に晴れて真夏の様な暑さになりました。
奥穂高岳に向かう登山者は、皆さん大汗でヘロヘロです。
13:40に涸沢小屋-2350mに到着。
チェックイン後、バルコニーでテント場を見ながら祝宴。
夕食までフリータイムとし、散歩組、チャペさん好意のお酒組と
贅沢な時を過ごしました。来季の夏山は何処になるか等が話題です。
日差しを追いながら夕景を待ちます。
さすがに夕刻は冷え込んできました。17:45から夕食。
布団一枚に二人と、狭苦しい相部屋で何とか寝床を確保。
就寝までテント場夜景と星空を鑑賞。
テント場の明かりも出そろいました。
200%超えの登山者・観光客で混み合う涸沢カール。満点の星空でした。
21時に就寝。トイレに行くにも布団の隙間を探りながら通います。
最終日は、涸沢から横尾経由で上高地に下ります。
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