先週は300名山・奥三界岳と200名山・池口岳に登ってきました。
昭島を5:00に出発、中央道-伊那トンネルを通って8:50に夕森林道ゲートに到着。
ゲート脇の駐車スペースに車を停めて登山準備。熊鈴が見つかりません。
【6/9、昭島-中央道-登山口-奥三界岳-登山口-池口岳登山口】
9:10に林道ゲート横-700mを出発。
周辺には10台程が駐車しています。
先行者がいれば熊鈴無しでも大丈夫でしょうか。
以前に降雨で撤退した奥三界岳で、今回はリベンジ登山です。
舗装林道を20分程進みます。
9:30に林道分岐を左折して登山口に入ります。
すぐに階段状の道を下って沢に降ります。
つり橋を渡って対岸の急斜面を登ります。
ここから高低差300mで一つ目の急登が始まります。
木の階段やジグザグ道が続きます。
尾根筋の急坂になり、10:15に林道-1150mに出ました。
ここから未舗装の林道が延々と続きます。
落石箇所が多く三年前と荒れ具合は変わりません。
林道左折ポイントの大滝と木橋が見えてきました。
林道歩きが長くて本当に奥深い山です。
橋の上で先行者2名が休憩しています。
林道を左折すると落石だらけになります。
木橋の上から大滝を撮影。
前回の雨天山行時に比べると水量が少ないです。
10:50に木橋-1300mを通過。
この先は落石に完全に覆われた林道になります。
林道終了点にある作業小屋に到着して休憩。
11:20に小屋の裏から二つ目の急坂に入ります。
急坂を登り切ると見晴しの良い笹原になります。
前方に広がる笹尾根が絵になります。
残雪が残る中央アルプスの稜線です。
右手をトラバースしていくと小さな沢に出て、ここを登ります。
前回はここで女性が三度も転倒し、ガイドが撤退を決めた地点です。
長雨と濡れた岩と沢水におびえてしまった様でした。
今日はチョロチョロの沢沿いを登り詰めて10分程で笹原に右折します。
原生林の登山道になり、涼しくて快適です。
ここで10名程のグループとすれ違い。
道の両側にシャクナゲやコイワカガミが咲き誇っていました。
緩やかな樹林帯の道が続きます。
沼地のような登山道を通過、降雨時は泥沼地帯になるようです。
ここに水芭蕉が咲いていました。
ここが鏡池の池塘でしょうか。
ご夫婦とすれ違いました。
緩い斜面を登って先行者一名の山頂展望台に到着。
12:20に300名山・奥三界岳-1810m山頂に到着。
奥三界岳(おくさんかいだけ)はJR東海中央本線坂下駅の北12.1 kmに位置する。
山頂付近にシャクナゲ・トウヒ・ゴヨウマツの原生林があり、樹林の間の鏡池の池塘には
ミズゴケ・モウセンゴケ・ミズバショウの群落がある。
江戸時代にこの地方が良質なヒノキの山地であったことから、尾張藩の御料林としての直轄地とされ
地元住民の立ち入りが禁止されていた。地元の旧恵那郡川上村では、村民が立ち入ることがなかった。
周辺の山では森林整備や砂防工事のための林道が建設されている。
かつては全山がヒノキに覆われていたが、伐採された跡地は再生されず、クマザサに覆われている。
南面の山麓の木曽川の支流である川上川には、夕森公園、竜神の滝、竜神神社、夕森キャンプ場がある。
展望台にて昼食を摂りますが、ブヨや羽虫が纏わり付いてきます。
右手に御嶽山の左半分が見えましたが、右半分は梢に隠れています。
虫に追われるように12:40に下山開始。
沼地が乾いていたため順調に下って笹原に出ました。
沢を飛び石で降ります。
二つ目の急坂を下ります。
登山口の作業小屋が見えてきました。
13:30に作業小屋を通過。
向かいに見える稜線と沢。
落石に注意しながら崩落箇所を通過します。
大滝の前で小休止。沢水で体を拭きたいです。
木橋の下を通過して長い林道を進みます。
ここは通行不能の崩壊林道と思えますが・・・
この補修工事は新しいようで、今でも修復予算が付いているようです。
14:30に林道分岐を通過。
一つ目の急坂を降ります。
アゼ滝と一ツ滝に向かう遊歩道の分岐を通過。
つり橋を通過し、30m程登り返します。
急坂を登り返して登山口に出ました。
舗装林道の脇にある銅穴の滝休憩所です。
銅穴の滝を見学します。
15:20に林道ゲートに帰着してリベンジ終了。
高低差1100m、往復6時間10分、34000歩の山旅でした。
夕森キャンプ場の水場で体を拭いて着替えます。
キャンプ場奥にある竜神の滝と遊歩道を見学。
「竜神伝説」のある竜神神社では、毎年4月の第4日曜日に例祭が行われています。
ここの名水を汲みにきた観光客が二組いました。
15:50に池口岳登山口に向けて出発。
高速代節約のため、先月歩いた馬籠宿-妻籠宿を通り、256号線を走行。
走り屋に人気の峠なのか車やバイク、パトカーが走っていました。
最後は秋葉街道から狭い荒れた池口岳登山口に四駆で登り、18:30に到着。
すれ違いも無く暗くなる前に登山口に到着できました。
登山口周辺は無人でしたが、避難小屋に向かいます。
先客の男性一名がおり、ご挨拶して一晩ご一緒します。
まもなく暗くなり、19:00に夕食、20:00に体を広げて就寝。
明日は予想10時間の長丁場のため、3:30に起床します。
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