北陸山行二日目、4:30に起床して朝食を摂ります。
ワンタッチ式簡易テントを5分で片付け、登山準備。
今日は高低差740mの登山になります。
【5/25、登山口-保月山-杓子岳-中岳-経ヶ岳-往路下山-飛騨高山-安房峠-昭島】
5:10に保月山ルート登山口-885mを出発。
緩やかな樹林帯を進みます。
5:30に休憩所のような「アダムとイブ」-1100mを通過。
傾斜が増して登り詰めていくと 5:50に保月山-1273mに到着。
杓子岳-中岳の稜線が見えてきました。先行する登山者はいないようです。
杓子岳へのコルを通過すると急階段が始まりました。
細い岩尾根を通過。唯一の難所でしょうか。
次に梯子があり、杓子岳への登り道は慎重に通過するルートです。
通過した小ピークと保月山ルートを見下ろします。
最後の階段を登り詰めます。
6:30に杓子岳-1440mに到着。
360度の展望が広がり、前方に中岳とその先に経ヶ岳の山頂が見えます。
大野市平野が一望できました。
中岳への緩やかな尾根道を進みます。
50mほどのアップダウンを進んで 6:45に中岳-1460mに到着。
中岳から杓子岳-保月山ルートを振り返ります。
100mを急降下してから高低差250mを登り返します。
掴むものがない急斜面です。短い笹を掴んでコルまでずり落ちます。
最後の250mをゆっくりと登ります。右手に登山道の無い稜線が見えます。
背後の中岳-杓子岳を見ながら山頂までの高低差を確認します。
最後は緩やかな笹道になりました。
7:25に300名山・経ヶ岳-1625mに到着。
経ヶ岳(きょうがたけ)は、福井県勝山市と大野市の境にある標高1,625 mの山。日本三百名山に選定。
白山国立公園の特別地域・恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク奥越高原県立自然公園内にある。山名の由来は
1574年(天正2年)白山信仰の拠点である平泉寺の住職が一向一揆の兵に焼き討ちされた際に、山頂に
焼けた経巻の灰を埋めたことによると伝えられている。別の説では平泉寺の隆盛を祈念して経文を埋めたこと
に由来すると伝えられている。古くから霊地と位置づけられており、1997年には山頂から大永2年銘をもつ
経筒が発見され、銘文から甲斐国出身の六十六部聖が奉納したものであると考えられている。
山頂から笹薮を少し歩いて三角点を確認。
山頂に戻り、360度の展望を確認しながら小腹を満たします。
もやっとした荒島岳方面。快晴続きで空気が澱んでいます。
白山方面も不鮮明です。
7:40に下山開始。笹を掴みながら急斜面を慎重に降ります。
杓子岳-中岳ルートに人影が見えます。昨日のグループのようです。
コルに降りてから中岳への登り返す途中で20名グループとご挨拶。
私より一時間遅れで出発したとのこと。グループ登山は時間が掛かりますね。
中岳から杓子岳の途中でも数名の登山者とすれ違い。
快晴の日曜日です。続々と登ってきます。
早朝に登って正解でした。きつい日差しと大混雑に巻込まれましたね。
経ヶ岳に別れを告げて保月山に下ります。
急階段が続き、登山者とすれ違いながら慎重に降ります。
梯子では叔母さん二人組とすれ違い。ちょっと心配になる登り方でした。
細い岩尾根を通過。
二つ目の急梯子を通過。
8:50に保月山に到着。30名程の登山者で混雑のため通過します。
さらに登山口に向って下ります。
9:05にアダムとイブに到着。ここで小休止していると登山者が通過していきます。
最後は緩やかな道になります。
結局、100名位の登山者とすれ違いました。
9:30に保月山登山口に帰着。大勢の高校生が集まっており登山でしょうか。
駐車場に戻ると周辺は車で一杯です。
車に積んだ飲料水で体を拭き、手早く着替えます。
その間も登山者の車がスペースを探しながら駐車していきます。人気の山ですね。
展望台から荒島岳を眺めた後、9:50に駐車場を出発。
広域基幹林道を下っていくと、道路を横切る大蛙? をオオタカが掴んでギリギリ前を飛び去りました。
今日は高低差740m、4時間20分、19,000歩の山旅で、北陸登山を完遂しました。
大野市平野に出て経ヶ岳を振り返ります。
九頭竜線の下唯野駅を通過。本当に小さな無人駅です。
東海北陸道-飛騨高山-安房峠-中央道と400 kmを走行して20時に昭島帰着。
小仏トンネル前から二時間のノロノロ渋滞に巻き込まれため、上野原ICから一般道を走りました。
1~2時間遅れで渋滞に入り込んだ車が左車線からすいすいと談合坂SAを通り抜け、
渋滞中の車列の前に割り込んでくるという通行規制が原因で、何と馬鹿なと腹が立ちました。
次は梅雨時を利用して、世界一周クルーズで行けなかったマチュピチュとテオティワカン観光に出かけます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます