4:00に起床し、手早く朝食。
【10/7、有間峠-蕎麦粒山-天目山-酉谷山-一杯水避難小屋-日向沢ノ峰-有間峠-昭島】
4:30に有間峠-1142mを出発。今日は高低差600mながら12時間の長丁場です。
林道を進み日向沢ノ峰登山口から山に入ります。
暗さで登山口を通り過ぎてしまい、5分程ロスして登山口を通過。
ここから高低差220mの登りになります。
4:50に51号鉄塔下を通過。夜明けが待たれます。
整備された登り階段に助けられ、5:05に日向沢ノ峰(オハヤシノ頭)-1356mに到着。
右折して広い稜線道を進みます。背後が明るくなってきました。
前方に蕎麦粒山が見えてきました。
5:25に桂谷ノ峰-1380mを通過。
登山道が見え始めてヘッドランプを消します。
川乗山方面の雲海。
5:40に蕎麦粒山-1473mに到着。
蕎麦粒山(そばつぶやま)は、日本の関東地方中部に位置し、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県秩父市の
境界(都県境)に所在する山。奥多摩山域に属する。標高1,472.9m。山名は、小さいながら形の良い二
等辺三角形をなす頂上部分が、蕎麦の実の形を思わせるところから来たものと考えられる。奥多摩の山々
の中では比較的標高の高い山であるが、やや奥まった場所にあるため、御岳山、大岳山、御前山、川苔山
(川乗山)等に比べれば訪れる人は少なめで、静かな山歩きが楽しめる。山頂は開けて展望に優れ、特に
秋から春先にかけての明るい雰囲気は評価が高い。
日の出はまだです。次の仙元峠に向かいます。
山頂を下ってまき道分岐を通過。帰路はこちらを歩きます。
5:50に朝日が昇ってきました。
分岐を直進して仙元峠へ登ります。
急坂を登って6:00に仙元峠-1440mに到着。
秩父・多摩を結ぶ唯一の峠。三峯講(オオカミ信仰の一種)の江戸の人たちは秩父へ、上州(現在の群馬
県付近)からの富士講(富士山信仰の一種) はこの峠を越えて甲州(現在の山梨県付近)へ向かった。
美しいブナの原生林を抜けて峠に立つと、富士山が最初に拝める峠です。村民はここに祠を祀り、峠を水
の源(仙元)と呼び、祠には富士山のご神体「木花咲耶姫命」(コノハナサクヤヒメノミコト)を祀って
いる。木花咲耶姫命は「酒の守護神」として水の神であり下流に「仙元」の素晴らしい水を 供給している。
次の天目山へと急ぎます。
まき道に合流し、広い稜線歩きが続きます。
左斜面にトラバース道があり、小ピークを避けた歩きやすいルートです。
崩落地の補修道を通過。
ほぼ緩やかな散歩道の雰囲気でもったいない気分になります。
6:40に長沢背稜グミの滝分岐-1440mに出ました。
破線ルートですが、時間節約のため天目山へ直登します。
薄い踏み跡を辿りながら高低差140mの稜線を登ります。
ひとつ目のピークを越え、7:05に天目山(三ツドッケ)-1576mに到着。
三ツドッケの別名は『天目山・天目ノ峰(ウラ)』。長沢背稜の東に位置し三つの剣(ドッケ)の山からな
り、山頂の下には一杯水の水場と一杯水避難小屋がある。天目山(三ツドッケ)へは奥多摩側の東日原から
ヨコスズ尾根で登るのが最短ルートであるが、秩父側からグミの滝経由(シャクナン尾根)のルートや
仙元尾根で登るルートなどもある。
今日初めての展望で、富士山が見られました。
小腹を満たし、7:15に酉谷山に向かいます。
山頂を下り、一杯水避難小屋分岐を通過。
この先も整備された散歩道が続きました。
天目山からクマ除け鈴を着けて歩きました。
ハナド岩に立寄り、展望を確認します。
噂の痛んだ梯子道をゆっくりと通過します。
左斜面のトラバース道で尾根の小ピークを巻いています。
鹿、イノシシの跡に混じって熊の足跡?が見られます。
徐々に標高を稼ぎ、大栗山-七跳山-坊主山は巻きます。
二つ目の梯子道になりました。
9:05に避難小屋分岐に到着。
右折して酉谷峠から酉谷山へ向かいます。
9:20に酉谷山-1718mに到着。
酉谷山(とりたにやま)別名:黒ドッケ。長沢背稜の中でもかなり奥深い所に位置してある山で、長沢
背稜の稜線沿いに西へ行けば雲取山、東へ行けば三つドッケ、蕎麦粒山、棒の折山へと進む。酉谷峠
のすぐ下には避難小屋(8人寝れる)があり、水場もあり春や秋の週末には賑わう。
山頂はガスで展望なし。酉谷峠から秩父方面が見られました。
9:30に避難小屋へ向かいます。
9:45に避難小屋に立寄り。水場はチョロチョロでした。
小屋から日原方面。林道修復が待たれます。
無人でしたが、何時か泊まりたい小屋でした。
水を一杯頂いて、9:55に避難小屋を出発。
ここまで予定より一時間先行しており、有間峠には15時に帰着できそうです。
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