【11/10、昭島-中央道-道坂トンネル-今倉山-二十六夜山-道坂峠-穴路峠へ】
5:30に昭島出発。中央道から相模原IC経由で70kmを走行し7:00に道坂トンネル到着。
今日は高低差430mの二山をミニ縦走後、車で移動して更に二山を登ります。
先行車は一台。7:15にトンネル横の登山口-1041mを出発。
15分で道坂峠に到着。左折して今倉山に向かいます。
背後の御正体山は雲の中、三ツ峠山は見えています。
8:20に尾根の様な、山梨百名山・今倉山-1470mに到着。
今倉山は御座入山ともナイダイ山とも呼ばれる道志の山で、山頂部分は都留市との境界に位置する。
地図には名前が載っていないが、山頂には三等三角点がある。その点名は茨島(はぎしま)となって
いる。何とも名前が定まらず不遇の山とも言えるが山梨百名山としてリストアップされているため、
それを頼りに登る人もいる。菜畑山からの縦走路として紹介しているガイドブックもある。
今倉山:東峰を左折して次の赤岩に向かいます。
御座入山-1480mの標識点。今倉山:西峰のようです。
小ピークの岩場から冠雪した富士山が見えました。
急坂を下って沢コース分岐の鞍部を通過。
富士山の絶景を期待して、赤岩へ登り返します。
9:00に赤岩-1450mに到着。
今倉山から西に進むと、次のピークは赤岩。ここからの眺望は雄大な富士山、南アルプス、三ツ峠、
八ヶ岳、奥秩父の山々、さらには新宿高層ビル群、相模湾まで見渡せる360度パノラマ大展望。
流れる雲に山頂が隠れますが、見られて満足です。
360度の大展望。縦走通過点としては勿体ないピークです。
舗装林道まで高低差250mを下ります。
遊歩道階段を下って舗装林道に出ました。
林道から二十六夜山が見えました。
階段道を登り返して二十六夜山へ。
岩場の展望地から御正体方面。富士山は雲に隠れました。
尾根筋の小ピークを進みます。
9:55に花の百名山・二十六夜山-1297mに到着。
山梨県都留市にある標高1297mの山。道志二十六夜山とも呼ばれる。「新・花の百名山」や「花と歴史
の50山」(田中澄江の著)でおなじみの二十六夜山(にじゅうろくやさん)。 各種のスミレやツツジ
などが咲き競う春から初夏にかけてがこの山域の花の旬。エイザンスミレは高さが約7㎝、4月~5月
頃に淡い紫白色のきれいな花が咲く。味のある山名表示板が人気です。
御正体山の背後は雲に覆われて富士山は見えず。
昼食を摂りながら周辺を見学。山頂の西側に立つ石碑(嘉永7年)二十六夜塔。
日本には3座の二十六夜山がある。2座は道志山塊にあり、山梨県都留市と道志村に属する標高1297m
の二十六夜山(道志二十六夜山=都留二十六夜山)と、東北東へ直線距離にして約10Kmの位置にある
秋山村の二十六夜山972m(秋山二十六夜山=尾崎二十六夜山=高ヶ嶺山・たかがねやま)で、何れも
月待ちの行事が行われていた。もう一つの二十六夜山は静岡県の南伊豆にある311m峰。起源は平安時代
頃からで、江戸時代に盛んとなった旧暦の正月と7月の二十六日の夜に、人々が寄り合い飲食などを供に
しながら月の出を待つ二十六夜(三日月)待ちの行事に由来する。この日の夜半の月光に現れる、阿弥陀
如来・観世音菩薩・勢至菩薩の三尊の姿を拝むと平素の願いがかなうと信じられ、かつては、この二十六
夜山の山頂で、麓の村人たちによって、遠く道志山塊から上がる月を拝む月待ちの行事が行われました。
そしてもう一つ、都留周辺の隠れキリシタンが二十六夜の月にかこつけて、仏を拝むと称して、ひそかに
山上に集まりマリアへの祈りを捧げたのではないか、といった説もある。
九鬼山-高畑山-倉岳山の秋山郷方面。午後に登ります。
10:10に下山開始。風情のある山頂でした。
帰路は舗装林道を歩いて道坂トンネルに戻ります。
林道からの紅葉も見所ありでした。
尾根筋を見上げて色彩を楽しみます。
尾根を戻る予定から林道に変更して紅葉ウォーキング。楽チンです。
下山予定だった赤岩への沢コース入口を通過。
11時に林道ゲートを通過。本日唯一の登山者とご挨拶。
車の故障で遅れたため、二十六夜山で仲間と合流するとのこと。
11:05に道坂トンネルの登山口に帰着。
車は6台に増えていて、救急車も停車。何か支援のため待機中とのことでした。
3時間50分、高低差430mの紅葉歩きでした。
次の秋山郷・高畑山-倉岳山へ25kmを移動します。
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