4時に起床して出発準備。皆さん続々とヘッドランプを点けて早い出発です。
4:45から食堂に並んで5:15から朝食。
小雨とガスでモルゲンロートは諦めます。
6:00に山荘前に集合。ここで離団しての前穂高-岳沢下山を諦めました。
【9/6、穂高山荘-涸沢カール-横尾山荘-徳澤園-上高地BT-松本BT-日野BT-昭島帰着】
雨具を装着して6:20に下山開始。今日は高低差1500mをゆったりと下ります。
ヘルメットを装着してザイテングラートの岩場を下ります。
左手に北穂高岳のピークが見えます。
右手に前穂高岳。この状況なら前穂ルートを選択できたかも。
涸沢岳-北穂高岳の岩稜。
離団したご夫婦が縦走中で、午前中なら問題ないでしょう。
涸沢カールのあざやかな彩りはまったく見られません。
ザイテングラート周辺には花々が残っていました。
ザイテングラードの語源はドイツ語のseitengrat(支稜線・支尾根)を意味する。
草紅葉もまだまだですね。
ガレ場からザイテングラートを振り返ります。
ガイドの指示で、ガレ場は10m間隔で歩きました。
樹林帯に入り、雨が小止みになりました。
8:00に涸沢小屋-2350mに到着。登山者は閑散としています。
涸沢ヒュッテとテント場。来月の紅葉時期には銀座並みに混み合うでしょう。
ヘルメット・雨具を脱ぎ、身軽になって8:15に出発。
ポツリポツリと登山者が登ってきます。
涸沢カールの見納めです。
本谷橋に向かって緩やかな道を下ります。
この周辺にも花々が見られます。
前方に南岳-横尾本谷が見えてきました。
横尾山荘出発の団体さんがいくつか登ってきます。
9:50に本谷橋-17801mに到着。
休憩後、右手の屏風岩を眺めながら横尾山荘に向かって出発。
背後になった北穂高岳の稜線を振り返ります。
途中で屏風岩の主な登攀ルートの説明を聞きましたが、近寄る気にはなれません。
ここで雨が中降りになり、傘を差して進みます。
横尾山荘前で土砂降りになりました。前穂をパスして正解でしたね。
10:50に混み合う横尾山荘-1615mに到着。
トイレを済ませて次の徳澤園に向かいます。
雨の梓川の河原を見ながら黙々と歩きます。
途中の新村橋分岐で奥又白池とパノラマコースを薦められました。機会を見つけて歩きたいですね。
11:45に徳澤園-1562mに到着。さっそく名物のソフトクリームを味わいます。
樹林帯に入り、濡れた林道と水溜りを黙々と進みます。
懐かしの徳本峠分岐を通過。
ガスに包まれた明神岳。ここもお薦めの岩稜コースとのこと。
12:40に明神館-1530mに到着。雨の中、観光客と登山者が続々と歩いてきます。
上高地まであと一息になりました。
雨の上高地ですが、初めての観光客は楽しめているのでしょうか。
13:25に河童橋に到着。ここでツアー解散となりました。
穂高連峰-岳沢は完全に雨とガスに包まれています。前穂ルートを諦めて正解でした。
入浴組と別れて上高地バスセンターに向かいます。
13:35に上高地BT-1504mに到着。高低差1500m、7時間15分、38000歩の下山でした。
13:20の松本行きバス2号車に乗車できました。
新島々駅から電車に乗り換えて15:14に松本駅に到着。
16:20発の高速バスに乗車し、高速渋滞を乗り越えて20時過ぎに日野BTで下車。
30数年振りの前穂高岳はまたの機会とし、念願のジャンダルム縦走に満足の山旅でした。
次のクラブ山行・立山三山縦走は悪天候で中止としました。来シーズンに持ち越しです。
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