昨日の夕方、一服しに家の前に出た。一服しながら何気に道脇の草むらを見ていると、クローバーの中に四つ葉らしきものを発見。
家に戻り片手に孫の手を持ち、今年小学校に上がった上の子を呼んでその四つ葉らしきものを孫の手で子に示し、「根元から抜いてごらん」。
子が抜き取ったクローバーは、車の下敷きになり、人に踏まれ傷だらけではあったが、紛れも無く「四葉のクローバー」。
こんなところに小さな幸せが存在するんだなと思いつつ子に、
「四葉のクローバーはめったに無いものだから、それを見つけて持っていると幸せに成れるんだよ」と教え、家に持ち帰り妻が帰るまでテーブルにおいて置く。
間もなく妻が10ヶ月になる下の子を抱えかえってきたので、四葉のクローバーを上の子と見つけたことを話し、クローバーを大事に寄せておくように言いつける。
ご飯も食べ終わって、ふとキッチンの前のカウンターを見るとクローバーはしおしおに萎れて置かれてあった。
小さな幸せがしぼんでしまったような気分ではあったが、どう大事に寄せるか説明しなかった私が悪いのであるから、叱りつけるわけにもいかず、
「しょうがないか・・・。」と独り言。
今日もまた、一服しながらクローバーの群れを見ていると、あっちにも、こっちにも5つも6つも四葉があるではないか。
今までほとんど気にかけていなかったクローバーではあるけれど、こうして注意深く観察すると見えてくるものがあるのですね。
そして、我が家の前に「小さな幸せ」がこんなにも存在することがちょっぴり嬉しくもなり、この四つ葉のクローバー達は抜かずにおこうと思ったりした。
子と一緒に四葉のクローバーを探せることが、小さいけど、ささやかだけど幸せなことだと思えたから。
修
家に戻り片手に孫の手を持ち、今年小学校に上がった上の子を呼んでその四つ葉らしきものを孫の手で子に示し、「根元から抜いてごらん」。
子が抜き取ったクローバーは、車の下敷きになり、人に踏まれ傷だらけではあったが、紛れも無く「四葉のクローバー」。
こんなところに小さな幸せが存在するんだなと思いつつ子に、
「四葉のクローバーはめったに無いものだから、それを見つけて持っていると幸せに成れるんだよ」と教え、家に持ち帰り妻が帰るまでテーブルにおいて置く。
間もなく妻が10ヶ月になる下の子を抱えかえってきたので、四葉のクローバーを上の子と見つけたことを話し、クローバーを大事に寄せておくように言いつける。
ご飯も食べ終わって、ふとキッチンの前のカウンターを見るとクローバーはしおしおに萎れて置かれてあった。
小さな幸せがしぼんでしまったような気分ではあったが、どう大事に寄せるか説明しなかった私が悪いのであるから、叱りつけるわけにもいかず、
「しょうがないか・・・。」と独り言。
今日もまた、一服しながらクローバーの群れを見ていると、あっちにも、こっちにも5つも6つも四葉があるではないか。
今までほとんど気にかけていなかったクローバーではあるけれど、こうして注意深く観察すると見えてくるものがあるのですね。
そして、我が家の前に「小さな幸せ」がこんなにも存在することがちょっぴり嬉しくもなり、この四つ葉のクローバー達は抜かずにおこうと思ったりした。
子と一緒に四葉のクローバーを探せることが、小さいけど、ささやかだけど幸せなことだと思えたから。
修