「盛期ルネサンスの三大巨匠」ミケランジェロ・ブオナローティ（Michelangelo）の絵画と素描
ミケランジェロ・ブオナローティ（1475年3月6日 - 1564年2月18日）は、イタリア盛期ルネサンス期の画家、彫刻家。
1475年3月6日に、イタリアのフィレンツェ近郊カプレーゼ村で生まれた。
1488年13歳のときにフィレンツェの画家ドメニコ・ギルランダイオの工房に入門。
1490年処女作「階段の聖母」を完成された。
1501年からミケランジェロの最も有名な代表作「ダヴィデ像」を制作し始め、1504年に完成させたことにより、ミケランジェロは彫刻家として大きな名声を確立した。
1508年にローマ教皇ユリウス2世の命により、システィーナ礼拝堂の天井画を描き始め、約4年で完成された。 晩年には大作システィーナ礼拝堂正面の壁画「最後の審判」を制作した。この作品において、盛期ルネサンスの理想とは異なった古代彫刻のような理想的な肉体美と苦悩にゆがむポーズが大胆な表現を展開し、マニエリズムやバロック、さらに近代の超現実主義にも影響を与えた。
1564年2月18日にローマで亡くなった。享年88歳。