午後の早い時間に終わったので、ときがわ町というところにある、都幾山慈光寺ということろに行ってみました。
中世、慈光寺は天台宗の一大拠点であり、中国から来た茶葉を慈光茶として栽培していたというのを、別のところで知りました。そして、丁度そばまで行くことがあったので、寄ってみました。
狭くて急な山道を上がったところに駐車場があります。超有名で観光地化された寺院とはイメージが違いました。誰もいません。
お寺というのは神社と違い、どこにお参りすれば良いのかよくわかりません。門を入った目の前に建物がありましたが、入って良いのかどうか?
結局入らずに左手の方に行くと、宝物館があり、入ってみました。この寺には、国宝の経文や国の重要文化財の関東最古の写経など、かなりのものが保管されているようです。
さらに青石の階段を上がっていくと、観音堂がありました。どうやら、ここはお参りして良さそうです。残念ながら扉が閉まっていて、中が暗くてガラス越しにも観音様の像を見ることはできませんでしたが、とりあえずお参りできました。
門のところまで戻ると、葉書の語源となった多羅葉樹も見ました。県の天然記念物で、立ち枯れのようになっていたのを治すことができたようです。
坂東三十三観音第9番とのことです。以前に行った岩槻の慈恩寺、浅草寺、鎌倉の長谷寺などが含まれています。その3カ所には行きました。他のところには行ったことが無いのですが、弘明寺や千葉寺などは駅名などにもなっている有名な寺のようです。
その後、玉川温泉というところに行ってみました。昭和レトロというのを売りにしているようです。人気の割に狭くて混んでおり、人が多すぎて結局露天風呂には入れませんでした。温泉はアルカリ性が強いらしく、とても良い湯でした。