徒然

千葉・茨城 神社巡り③

鹿島神宮に着きましたが、駐車場らしき場所はだだっ広く、車は数台しか停まっていませんでした。
そこから歩行者近道という看板の通りに進むのですが、そのまま森の中の道に入ってしまいました。
誰もおらず、とりあえず少し歩いてみましたが、さすがにこの有名な神社で看板も無く誰にも会わず、ほとんど整備されていないような道が正しいとも思えず、とりあえず戻ってもう一度確かめると、森の入り口の傍に、歩行者近道の案内がありました。
そこを通ると別のメインの駐車場に出て、人も沢山いました。

鹿島神宮も楼門が改修中でした。
楼門をくぐると、右側に本殿がありましたが、大きい神社は本殿だと思ったら違った、ということもあるので、先に社務所に入って案内図をもらい、一応確認しました。香取神宮もそうでしたが、大きな神社は摂社や末社があちこちにあるので、境内マップや案内板が欠かせません。
本殿の参拝を終え、あちこちの摂社や末社の参拝も終えて、奥宮へ向かいました。

奥宮では、小さい子供連れの若い夫婦がすぐ前に並んでいました。先に子供を参拝させてその様子を録画していました。まあ、そこまでは仕方ないのですが、その後母親が参拝を始めると、なかなか終わらないのです。願掛けをしてるのか祝詞でもモニョモニョ述べているのか分かりませんが、ずーっと手を合わせています。やはり、人が多い場合は、自分の願い事だけを祈っていてもダメでしょう。後ろの人のことも考えてあげるような人が良いです。
私は伊勢神宮でも氏神の小さな神社でも参拝の仕方は同じで、短いです。まして、後ろに人がいるのに祝詞をあげたり、延々と願い事をするということはありません。そもそも神社で願い事をしたことはないし、パワースポットという捉え方が嫌いです。力をもらおうと思ったこともありません。日々の感謝と、微力ながら神社の保全のためにと思って賽銭を入れて参拝します。
以前大宮の氷川神社の摂社を参拝しようと思ったら、男女が何かの儀式のようなことを始めようとしていました。怪しい祈りの道具をセッティングしている最中で、もちろん氷川神社の内部の人ではなく、一般人のようでした。これは延々と続くだろうと思い、儀式が始まる前に脇から賽銭を入れて、いつも通り挨拶と感謝の気持ちだけで参拝を終えました。戻ろうとすると、自分の前は女、後ろは男が私を挟むようにして何かモニョモニョと呪文だか呪いだかをかけていました。その後私に不幸が起きたかというと、何もありません。私の願い事が神様に届かないように、とでも考えて邪魔しようとしたのでしょうか? 残念ながら願い事はしていないし、感謝の気持ちが届かなくても、まあ特に困らないのです。また来れば良いので、問題ないのです。
他の宗教施設と違い、神社というのは参拝者本人のモラルというか気持ちの問題に依存するようです。自由というのは本来はとても難しいことのようです。

鹿島神宮の参拝を終えて、もし営業していれば入ろうと思っていた鯰が食べられる店は休業日でした。そもそも平日の月曜なので、参道のほとんど店は閉まっていました。
仕方ないので鹿島神宮を後にし、途中で牛丼かそばでも食べようかと考えながら、息栖神社へ向かいました。

息栖神社は、香取神宮や鹿島神宮よりもとても小さな神社でしたが、清潔感のあるところでした。きれいに清められており、明るい感じがします。
こちらも御神木が大変立派です。
御神木は、なぜか途中から二俣に分かれていることが多いイメージがあります。

参拝を終えると、12時を過ぎていました。さすがに朝5時半から菓子パン一つしか食べていないのでお腹が空きました。
鳥居を出てすぐ右手に民家があり、その一画が小さな蕎麦屋になっていました。他にも何も無いので、そこに入ってかき揚げ蕎麦を食べました。

蕎麦を食べてから、神社とは反対の方に向かうと、川に面して鳥居が立っています。両脇にも小さな池があり、中に鳥居が立っています。
鹿島神宮と香取神宮にも川に面した鳥居があるようですが、そちらは遠かったので見ずに来ました。やはり見ておけばよかったかな、と少し後悔しました。
駐車場は神社の方の鳥居のすぐそばですが、鳥居の傍にとても人懐こい猫がいました。参拝者から可愛がられているようで、触っても逃げませんでした。撫でてほしいところがあるようで、すり寄って来たので、軽くもしゃもしゃしてやりました。

帰りも柏付近が渋滞していましたが、とりあえず通り抜け、3時間半ぶっ通しで運転して、なんとか家に辿り着きました。

初めて麻賀多神社、香取神宮、鹿島神宮、息栖神社をまわりましたが、とても良い参拝になりました。
また平日に休みが取れたら、ぜひ同じように巡りたいと思いました。
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