今回紹介するのはグラフィックデザインコースの作品です。展示会のテーマは「
サマンの木」。
「サマンの木」とは、学名を「サマネア・サマン」というアメリカにある樹齢200年の世界一大きな木なのだそうです。日立の「この木なんの木」と言えば
お、あの木か！と思い当たる人も多いと思います。グラフィックデザインコースの学生さんたちは
この木のように大きく成長し、これからもたくさんの実をつけたいという気持ちから「サマンの木」というテーマを選んだそうです。
グラフィックデザインコースでは商業デザインのことを勉強します。みなさんの身近なものでいうと、商品を紹介するポスターやレストランのメニュー、包装紙のデザインなどです。今回展示されていた作品も、架空の店舗の名刺やショッピングバッグをデザインしたり、Tシャツをデザインしたり、絵ハガキを製作したりと、多岐に渡っていました。
一言にデザインといってもいろいろあるんだなぁ。と勉強になりました。
展示会でのおもしろい試みはこちら。
一瞬、
なんだ？と思いますが、実はこれ大きな地球のオブジェなのです。でも大地に緑はなく、ただ茶色の陸地が広がっているだけです。そこで隣に目を移すと、地球の横には木や動物や魚などの作品があって、訪れたお客さんたちは木々や動物を手にとって地球に載せていくようになっています。みんなの手で自然豊かな地球を作っていく、そんな取組に心が温かくなりました
。一人ひとりが頑張った作品と、みんなで作り上げた作品。どちらも素晴らしく、みんなの2年間の学生生活があふれ出てくるようなものばかりでした。これから新しい一歩を踏み出す学生さんたち。サマンの木のように大きく成長してくださいね
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日時：平成21年2月24日（火）～3月2日（月）10:00～20:00（最終日は18:00まで）
場所：岡山駅一番街 イルカの広場