丸中工業所の最新型サンダル「No.660 クロスバンド」。
最新と言っても2年ほど前に発売されたモデルで、フリーサイズ(25.5~27.0cmくらい)のワンサイズという風変わりなサンダルです。
少し前に発売された「サボサンダル」もフリーサイズと3Lサイズだけだったので、その流れを汲んでいるかもしれません。
■ブラック
■モスグリーン
■ブラウン
フリーサイズの特徴は、サボもこのNo.660も甲が低く作られているという点で、軽くつっかけて履くか指先をグイグイ押し込んで履くかでフレキシブルなサイズ対応になっているんですね。
さてこのクロスバンド、意外とありそうでなかったデザインでシンプルで単純にカッコイイ。
実はこれが正式発売される前、丸中工業所さんに伺った時に
「ねぇ飯田さん、今度こういうの出すんだけどどうかしら?」
と実物を見せていただいて、
「うお!これメチャメチャカッコいいですね!売れると思いますよ!」
というお話をしたのですが、このNo.660は「マルナカハイエンド」という丸中工業所のアッパークラスの製品群の中の一つとして発売されたため、当初ウチでは扱えなかったんですよねー・・・。
▽マルナカハイエンドについての記事
なので、発売当初は神宮前とか青山とかあの辺のシャレオツなショップじゃないと買えなかったと記憶しております。
それが、おそらく1年ほど経って解禁になったため、ようやくウチでも取り扱えるようになったというわけなのです。
とはいえ、実はNo.660はマルナカハイエンドとまったく同じかといえばそうではなく、一部違う部分があります。(内緒)
ただ、デザイン的には同じですので、
・ブランド感にこだわるならマルナカハイエンド
・そうでないなら一般販売用のNo.660
という使い分けでいいんじゃないでしょうか。
スポンジで例えるなら、
・ブランド重視で「亀の子スポンジ(300円)」を使う
・そうでないなら100円ショップで似たようなスポンジ(100円)を買う
ということですね。
まぁそれはそれとして、先日事務所にこのNo.660が到着したのでさっそく私も足を通してみました。
はっ・・・履きやすい!!
なんというか、「スッと履いてスッと脱げる」という感触。
だからと言って、普通に歩いていてすっぽ抜けることもありません。
ニシベの製品のように足指をガッチリと押さえる出っ張りがあるわけでもないのになんというかジャストフィット。
そして丸中ならではの、ほど良い重量感。
古くからある現行製品は昔の日本人の足型を基準に作られているので多少タイトだったりするのですが、まさにこれは
現代の日本人の足に合わせて作られた新時代のサンダル
と言って過言ではないと思います。
さっそく私も3足買って家に持って帰ってすでに玄関で活躍中です。
なお、とりあえず3色から取り扱い開始しましたが、実は「丸中さんが持っているカラーだったら何色でも作れる」ので、なんとなく売れそうなカラーからじょじょに増やそうかと目論んでおります。
みなさんも一度履いてみてくださいな。
※ちなみに、もちろん丸中さんはベンサンではなく「ギョサン」と呼んでいます。