弁天ジョガーの気ままにラン

おがた五千石マラソン 原尻ハーフ

「しるこがあっですよ~、しるこが~。」
折返して来られたレジェンドランナーのおじさんが
上り坂に苦しむ弁天ジョガーに向かって大声で叫んで軽快に下って行かれた。

んっ、弁天ジョガーが餡子好きと御存知の読者の方か・・・
それとも弁天ジョガーの顔に餡子好きと書いてあったのか・・・
単におじさんが、しるこが美味くて喜んでいらっしゃったのか…
貞子定かではない。

90%は汁、コップの底に小豆がちらほら。
それでも美味かった。

今日は、原尻の滝をスタートゴールとする
「おがた五千石マラソン」ハーフの部に出走。
数日前に肉離れの痛みが消えたばかりで、
再発する恐れが大きいので出走するか欠場するか前日夜まで悩んだ挙句、
「向かいに行きます!!」
という積極的なうえけんキャプテンに背中を押され、
スタートラインに立つことにした。

朝6時、外はまだ真っ暗、刺すような冷たい空気の中を自宅発。
キャプテンのスーパーカーで一路大分へ。
途中、コンビニ休憩を取っても8時には会場着。
しかも、会場のすぐ近くだ。
ストレスゼロ!!

会場に着くと、はっしーさんは既に到着していて、
東洋のナイアガラと呼ばれる原尻の滝に目を奪われる。

最近、カメラに夢中のうえけんキャプテンは、
自慢のデジイチを持参し、美ジョガーの尻原尻の滝にレンズを向ける。
その様は、池沢さとしヨロシク、シャッターシャワー



こんなに若くはない。。。

スタート地点を確認したり、つり橋を渡ったり、
スタートまでの時間をゆっくりと過ごしたら、
「ズド~ン!」と
鉄砲隊の火縄銃に気合を入れられ、
スタートラインに立つ。

ハーフの参加者は229人。
後方に位置取ったのにスタートラインはすぐそこだ(笑)

スタートは10時号砲。
残念ながらスタートのピストルは普通のピストル、
市長さんに火縄銃を撃って欲しかったなぁ。

コースは、田園地帯から中山間地帯へと10.5㎞進み、
しるこを飲んで折返す、甘いがアップダウンが激しく厳しい。
しかも今回は、冷たくて強い風が吹いていて
晩秋から本格的な冬への移り変わりを身体全体で感じることとなった。

沿道には、寒い中に地元のおばちゃん達が立たれて手を振ったり叩いたり、
給水地点のスタッフの方も元気な笑顔が気持ちいい。
なんともアットホームな、お・も・て・な・し。
給水地点に着くたびに「ただいま~」と言いたくなる。
決して記録は望めないが、
後半が下り基調でもあり
気持ち良く走ることができる好みのコースだ。

肉離れが再発しないようにテーピングをしっかりとして
前半はキロ6分半のjogペースでゆっくりと足を進める。
全体上り基調の中、何度か繰り返されるアップダウンが
ゆっくりペースでも足を痛めつける。

1時間ちょっとかけて折返し、
足の調子が良さそうなので下りの重力を生かして
キロ5分ちょっとまで上げてみる。
次々と前を行くランナーを拾っていくのは気持ち良く、
いい気になってペースを維持していたら・・・

言わんこっちゃない。
左ふくらはぎ上部にピキッと電気が走る。。。

ラスト5kmは痛みとの戦い。
こじんまりとした大会だけに救助車は見えず、
立ち止まって待つには寒い。
できるだけ痛みがでないようフォームを気を付けながら足を進めていると、
ラスト200m、
地元の小学生3人が応援旗を振りかざしながらゴールまで並走してくれた。
これまで多くの大会に出走してきたが、こんな経験は初めて。
地元の子どもたちと一緒にゴールを目指す感動。
胸がキュ~ンとなる。

このラスト200により原尻ハーフの株が急上昇、
自分の中でのレース番付の上位獲得だなと頭に思い浮かべながら
2時間12分でゴール!!

途中で止めようかと思いながら、
足を痛めながらも
最後まであきらめず完走できたのは収穫だ。

そんな感動に浸りながら、
原尻の滝を眺めつつ、具だくさんの豚汁をいただく。

リピートしたい大会がひとつ増えた。


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