外出自粛のお願いがなされているが、
ボランティアを待たれている牧野組合もある。
中止の連絡もなかったので牧柵補修ボランティアに初参加。
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放牧がなされ野焼きをしなくても草が短く保たれている牧野に集合。
驚くことに、放牧牛はトゲトゲの有刺鉄線に体をこすりつけ、
古くて錆びた有刺鉄線を切ったり、
有刺鉄線を結びつけている支柱を倒したりするそうだ。
有刺鉄線の先に見える隣の牧野の草が美味そうに見えるのだろうか。
新しい支柱や、有刺鉄線を担いで牧野を歩きまわる。
地元牧野組合の老若男女の方々とボランティアが10人で総勢20人ちょっと。
3班に分かれて、古い鉄線や切れた鉄線を張りなおす。
時々、倒れたり曲がったりしている支柱を新しい支柱に変える。
有刺鉄線は服にひっかかったり、手袋が破れたりと取り扱いにくい。
でも、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/39/e7d3097e4ed40d0c9eef0c1fce4cc15f.jpg)
キラキラ光る新しい鉄線に張りなおしたら気分爽快だ。
9時から作業を始め12時過ぎにいったん休憩。
牧野の真ん中に全員座って弁当を食べる。
30歳くらいの体力バリバリの方もいれば、
的確な指示を出される80歳過ぎの地元の方もおられ、
全員で、それぞれの得意分野を生かし作業を進め、
一緒に仕事を始め、一緒に休み、一緒に弁当を食べ、
牧野のいろんな話をして、また一緒に仕事を再開する。
小さな生活集落での共同作業こそ農耕民族日本人の原点だなぁと、
南郷谷を見下ろしながら心が温まる時間を過ごした。
阿蘇野焼きボランティア、
野焼きも面白いけど、
牧野の他の作業も良いね。
3/29(日) jog 43min 6.2km