大声で叫ぶ女性、たぶん選手の母親か。
追い込んで苦しそうな表情、ハァハァと荒い息づかい、
それでもしっかりとした強い足どりの大学生ランナーが目の前を通り過ぎていった。
「超早いよ、超早いよ。」
興奮した女性が杖をついた高齢の御婦人に話しかけると、
その高齢の御婦人は、眼鏡をはずし、涙を拭かれていた。
きっとおばあちゃんに違いない。
実業団選手に交じって頑張っている孫の姿に込み上げてくるものがあったのだろう。
思わずこちらももらい泣き、胸が熱くなる。
今日は、阿蘇の野焼きボランティアが強風により延期になり、
嫁さんを誘って玉名マラソンの応援に行った。
玉名市役所前をスタートゴールに、ハーフの部と10kmの部がある玉名マラソン。
市民マラソンではなくトップレベルのレースだ。
ハーフの部は実業団や大学生のランナーが競い合う見応えのあるレース展開、
トップの選手はキロ3分を切るペースであっという間に目の前を過ぎていった。
10kmの部は、男子と女子に分けて実施。
約450人の男子高校生が競い合って走る姿が眩しい。
今日のために準備を重ねてきたであろう高校生ランナーの荒い息づかいがカッコいい。
「若さ」っていいなぁとしみじみと感じる。
女子高生と共に走る実業団女子選手の追い込む姿には胸が熱くなる。
なんでそんなに追い込み続けることができるのか。
心の強さに脱帽だ。
もちろん学生ランナーも頑張っているが、
実業団のランナーにはプロ意識を感じる。
玉名で大いに刺激をもらったら、
帰宅してTV番組「もう一つの熊本城マラソン」に刺激を受け、
さらに琵琶湖毎日マラソンの北島選手の強い走りに今日3回目の刺激を受ける。
刺激をもらった日のユウガッタランは、
自分も少し追い込みたくなる。
坂道を何度も駆け上がったり、
葉山大橋の下りを利用してキロ3分半のスピードを試したりと、
jogの中で何度か息を切らしてみた。
3/6(日) jog 89min 15.1km
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