山行を初めて30年。
近年は年に1~2回しか山行をしていないが、
それでも30年。
自宅から日帰り可能な九州の山々は随分と行っている。
しかし、なぜか根子岳に行ったことがない。
素晴らしい紅葉で「一押しの山」と薦められることが何度もあったのに、
これまで縁がなかった。
そんな宿題になっていた根子岳に本日登山!!
休日出勤の振替休日を4日ほど持っていて、
終わりに近い紅葉を何とか観るために職場に休みをもらった。
6:55 愛車で自宅発、大津から立野を通って高森町へ。
8:30 上色見の登山口から登山開始。
登山道に放牧してある大きな牛が何頭もいて、
刺激しないよう、こっそり、ゆっくり脇を通り抜ける。
放牧地を抜けたら杉の人工林へ。
ここから頂上までは、ひたすら上り。
クロボクの滑りやすい土や、両側が切り立った痩せ尾根など、
気を抜けば山岳事故になるような個所もあって、
足元をしっかり確認しながら足を進める。
時折、顔を上げると鮮やかに色づいた木々が眩しく、
振り返れば大戸尾根の紅葉と、その先には高森地区の草原が見える。
しばし、景色を眺めながら、汗を拭い、息を整える。
10:20 標高1408m、根子岳東峰山頂に立つ。
すぐ西には熊本地震で崩落した標高1433mの天狗峰。
その先には標高1592mの高岳。
そして足元を覗き込むと絵の具をぶちまけたようなパッチワーク。
山頂で1時間ほど紅葉の根子岳を眺めながら食事をしたり、写真を撮ったり。
11:30 山頂発、12:30登山口着。
高森温泉館でのんびりと湯に浸かって疲れを癒し、
久木野のモンベルショップに寄って帰宅。
しっかりと心の休養ができた。
根子岳、素晴らしい。
11/7(火) 根子岳登山 上り1h50min、下り1h