【午前三時、真夜中の温泉】
一際静か(ひときわしずか)な この施設に
雨音だけが響いている
寝苦しい暑さは 雨の鼓動に冷やされて
私は だんだん だんだん 眠くなり
眠りの世界に落ちて行く
そしてAM3時
山の気温の涼しさに 目覚めさせられて
ゾク ゾク ゾク
温泉(混浴)で温まろうと
施設の中に離れて存在する
温泉に歩いて出かけて行ったのである。
温泉の電気が点灯していないのは
人の入っていないしるし
サンダルを足に引っ掛け水溜まりを避けて
進む 雨は 浴衣を湿らせる
温泉の引き戸に手をかけて開けると
そこには緑に見える渇いた傘が左のはじに
一本 段差をまたいで立てかけられてあった
どうみても真っ暗なお風呂場・・・
これは(傘)は だれかの忘れ物かなぁ? と
勝手に解釈して 手探りで入口の明かりを
灯す
そして 中を見て暗いのを確認して
大丈夫と
今度は 中の引き戸を恐る恐る 少し開いた
(きっと誰もいないと思いながら・・・)
奥に置かれたベンチ椅子に 積まれるように
モッコリ衣類でも覆っているのか?
白く山になった浴衣が目に映った
(私は メガネをかけずに行った)
その先の暗闇の中モゾモゾと人の
忍ぶ音だけが聞こえる
ゾク ゾク ゾク
私は 盲人の女性でも入っていたのかも? と
自分に勝手に解釈つけて その場を慌てて
離れたのである
その後 AM4時 温泉に行くと
今度は 電気がついていた
更に AM6時に行くと
やっと湯船に浸かることが出来たのである
AM3時 暗闇の中で動いたのは??
地元の人かなぁぁと その朝 友人と
話していると 友人は「幽霊じゃない」と
シャレにならない冗談を言う
ゾク ゾク ゾク
(友人いわく そのお風呂では一人で入浴して
いると 時々女性の声のような音が聞こえると
いう)
そんなこんな していると
お掃除のおばさんが来た
その話をすると
軽い口調で
「幽霊じゃない」
「出たんじゃない」
「優しい人には出るからねー」
「この時期、お盆シーズンになると出るんですょ」
「「祈って下さい」って出るんですょ」
だって
勘弁してょ おばちゃゃゃゃん
冬は厳寒 厳しい寒さに あの(熱い)風呂だから
2人 3人は亡くなっているからね〜〜〜
だって
ゾク ゾク ゾク
そんな怪談話モドキで朝食を済ましたのである
2017年8月 涼しくなれましたかぁ!!
たぶん 目の見えない人か!
たぶん 電気のスイッチの位置がわからなかったのか!
と 自分に言い聞かせて 帰ってきました
友人は「お祓いしたらぁ」だって
おい おい おい そうじゃないって
ぜったい ないって
そうして施設を後にする クリスチャンです
何もしなければ
負の遺産として残さなければ
この場所も消えてしまう
残された高齢の患者さんがいなくなれば
この場所は消えてしまう
なにもかも 闇の奥に忍ぶ音のように
モゾモゾと・・・
この時期 現れるそんな霊は
「なにか行動を起こさないと」
「なにかしないと・・・」
もしかしたら
そんな近未来に嘆き(なげき)を持って
現れる そんな霊なのかもしれないと
思う話しでした・・・・
そんなことを思いつつ
車中にて
アレルヤ エーメン
[ボイスプログ]純福音愛隣キリスト教会
「狭い門から入りなさい」「ルカ13章22-30節」
http://bethesda.at.webry.info/201708/article_3.html
2017年8月13日 主の弟子であると皆が知るように(ヨハネ福音書13;21-38)
【日本は宗教百貨店】
日本は 偶像の並んだ
宗教百貨店、偶像大国だ・・・
その中でも イエス・キリストの
信仰に導かれたことは素晴らしいと
言う 船橋純福音愛隣キリスト教会の
牧師さん
イエス・キリストは
天国へと導いて下さるおかた
命であり 真理であり
誠の自由がそこにはある
狭い道に 真の命はあり
真理と恵みがあるのである
狭い道から入りなさい
努力して 力を尽くして入りなさい
この門は 一度閉まったら 二度と
開かない門だから
チャンスは一回 その後は
叩いても 叩いても開かない門なのだから
イエス様の再臨の時に必ず閉められる
門なのだから
今 すでに人一人がやっとすり抜けられる
ほどにしか 開かれていない門だから
だからこそ真剣に祈り求める
必要があるのです
主の御顔を熱心に祈り求めて
試練も 苦しみも 艱難も
神様と親密になる祈りを捧げよ
目を瞑り祈るのは
苦しみを見ずに イエス様を
求め見つめるため
十字架の約束を思い描くため
天国のキップをしっかりと握りしめて
祈り求めょ
御言葉を信頼し 確信に心配取り除いて
歩みでょ
心配は 喜び事に置き換えて
思い煩い 心配事は 喜ぶことに
入れ替えて 主を仰げ
神様に 委ねることが喜びの始まり
信じれば栄光を見る
義人は信仰によって生きるのです
(ルカ12章30節)
真理による渇きを持って
どうすればよいか?
神に近づけるか??
親密になれるか??
求めて行ける聖徒になって下さい
金昌民牧師
2017年8月9日メッセージより
[ボイスプログ]純福音愛隣キリスト教会
「狭い門から入りなさい」「ルカ13章22-30節」
http://bethesda.at.webry.info/201708/article_3.html
【神隠しのように消えた人たち】負の世界遺産
少し前まで 日本には
こんな人たちがいたのだと聞いた
恋人の前から
親元から
子供の前から
親族の前から
それは まるで神隠しでも出会ったように
消えて いく人たちだったそうである
時には 名前も 名字も失い
時には 地位も 名誉も失い
燃え尽きて消え
命までをも消えて行く人たち
強制的に捕まって
囚人駕籠((ざいにんとうまる)
鶤鶏駕籠(さうまるかご))に入れられ
逃げられないように護送(ごそう)
される
ある人は 列車に乗ろうとしたら
「「癩」(ライ)がいるぅ」と
指さされ そのまま人に囲まれて
地図にも載らない 名ばかりの病院へと
隔離(かくり)されてしまったのだと
言う
重監房(じゅうかんぼう)の暗闇に
悪環境に五百数十日(五百数重日)を
耐える人、死に行く人・・・
寒さは床を凍り付かせて バールの
梃(てこ)で床接がす(とこはがす)
トイレは 逃げられないように
浅くウジがわき
飯は1日 2回 梅干し1個の
黄ばんだ 日の丸弁当・・・
水すらも 飯(メシ)と一緒の茶碗一杯
だけだったと言う
茹だる(うだる)ような 猛暑(もうしょ)日も
凍え死ぬような厳寒(げんかん)日も
狭い暗闇に閉ざされて
飢えと 絶望に 火を灯す
小さい光に手を伸ばす
それが 彼らに与えられた 命の証明だった
のだと聞いた
そして そんな証人が また一人
先月この世を去った
最後に この教会を
「癩の迫害の証人として残したい」と
遺言を残して・・・
負の世界遺産(ふのせかいいさん)として
残したいと・・・
最後に 最後に 語ったのだと聞いた
そんな意思を繋ぐ人たちに ささやかなれども
エールを贈りたい
神の御名によって勝利するようにと
父と子と聖霊の御名によって
アレルヤ(ハレルヤ) アーメン
草津 重監房跡 前にて
2017年 8月16日
[ボイスプログ]純福音愛隣キリスト教会
「狭い門から入りなさい」「ルカ13章22-30節」
http://bethesda.at.webry.info/201708/article_3.html
土浦めぐみキリスト教会所属
茨城ギデオン協会員
林宏兄「証」(日本語)2017.8.13.
筑波福音基督教会
http://bethesda.at.webry.info/201708/article_9.html
教会プログ http://tsukubafukuinchurch.blogspot.jp/