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ジャスティス・リーグ/スピンオフ『アクアマン』『シャザム』 予告編

2018年09月13日 | 映画感想文
アイアンマンから始まって今年10周年を迎えたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、今年公開の「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」で最大の盛り上がりを見せ、現在大好調ですが、一方、DCコミックス版アベンジャーズと言われるDCユニバースの集合映画「ジャスティス・リーグ」(2017)が思いの外ヒットせず、今後のDCユニバースが修正されつつあります。

※「ジャスティス・リーグ」(2017)についてのレビューは、映画感想文かamazonのレビューを参照してください。


まず、「ジャスティス・リーグ」(2017)初登場のサイボーグの単独映画化は一旦白紙になったそうです。「ジャスティス・リーグ」(2017)本編でもバックボーンの描き方があらすじレベルで、感情移入する間もなくバトルに突入したので、ワンダーウーマンのようにバックボーンを描く必要はあると思いますが、今後に注目です。

今のところスピンオフとしては「アクアマン」、「シャザム」、「ワンダーウーマン(続編)」、「フラッシュ」の映画化が決定しており、順次公開されていきます。そしてベン・アフレック主演降板の噂があるバットマンの単独映画は現在ペンディング状態。「スーパーマン」においてもヘンリー・カヴィルが降板の噂が出ており、しばらく映画化はなさそうです。

ということは、「ジャスティス・リーグ2(仮)」の公開もまだまだ先になりそうです。

MCUびいきするわけではないですが、客観的視点で言っても、DCユニバースは焦って「ジャスティス・リーグ」を先出ししすぎたと思います。監督も製作終盤で交代していますしね。

「ジャスティス・リーグ」(2017)のレビューでも書きましたが、とにかく初登場キャラが多い点で、その初登場キャラの説明シーンを2時間の中に入れないといけない制約が課せられますから、どうしても全員揃ってからのシーンが短く、ストーリーが単調になってしまいました。

MCUは、登場するキャラの単独映画(発端からアベンジャーズにつながるまで)を丁寧に順次公開していき、個々のヒーローのファンを増やしていきながらの満を持しての「アベンジャーズ」公開でしたから、メンバー集めの段階から、うわーあのキャラとあのキャラが出会ってる、話しているっていう感動がありました。一方、「ジャスティス・リーグ」は、あのアクアマンとサイボーグとフラッシュがって言われても、アメリカの方はピンとくるかもしれませんが、日本ではほぼほぼ無名ですから、出会っても何もスペシャル感を味わえません。

唯一ワンダーウーマンがDCユニバースの中でも一番人気となり、「ジャスティス・リーグ」のセンター的位置を確保したので、ワンダーウーマン頼り感が否めません。

「アクアマン」も、見た目はおっさんで全然ヒーローっぽい格好をしていないので、日本で正直集客を見込めるか危ういですね。

映画『アクアマン』US版コミコン予告(字幕)【HD】2019年 全国ロードショー


映画『シャザム!(仮)』US版コミコン予告(字幕)【HD】2019年 全国ロードショー

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