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MR.BRAIN 第7話 感想。

2009年07月05日 | MR.BRAIN
※最初に

ほぼ素直な感想を包み隠さず書いていますので、
MR.BRAINが大好きで、愛して止まないという方は読まないことをお勧めします。





前回のラストに、アメリカ行くとかどうとかで、

「最終回に主人公に転機が訪れる」というドラマのセオリーをまっとうにやっているわけですが、

行ってもどうせ、次のスペシャルないし映画化の際には来日するでしょうし、

残って脳科学を研究する選択をすれば、それもスペシャルないし映画化に自然と繋がるので、

「残り寿命があとわずか」的なカウントダウン系でない限り、大した転機ではないです。


さて、本編ですが、


エビ様再登場で、何やら黒幕な雰囲気をむんむん醸し出してました。


警察内部に黒幕がいる、というのはよく使われてる手法ながら、観てる側としては好きな設定ですよね。

内部から警察組織をぶっつぶす、みたいな。


そして、最初の狙撃シーンから、最終章っぽい流れに入ります。


ここで、気になったんですが、

僕は警察のことはあまり詳しくないのでわからないのですが、

ドラマの「SP エスピー」だったら、お偉いさんの傍には、エスピーが結構配備されていたのに、

ドラマ「BOSS」や「MR.BRAIN」では、エスピーらしき人物を見かけないんですが、

どっちがリアルなんでしょうか。

エスピーがいたらああいう場合、盾になるのが鉄則と「SP エスピー」で言っていたので、そのシーンが「MR.BRAIN」になかったので、

物語とは別にそういうところが気になっていました。


それで、キムタクが、おとりのビルとは別の、犯人のいるビルを見事推理して、駆けつけるのですが、

そこで、ギターケースを持った少年を取り押さえているうちに、横で普通に犯人がまんまと歩いて出ていくんですよ。

いやいやいや、

ああいう場合、全面封鎖しないといけないんじゃないですか?


そこで、ちょっと冷めました。

物語を進めるために、犯人を逃がしたんでしょうけど、それだったらもっと上手く逃げたようなシーンにするべきです。

あとのシーンで、「馬鹿にされたうえに逃げられました」的なことを言ってましたが、

自業自得ですよ。

明らかに怪しい人を取り逃がしてるんだから。


で、キムタクも怪しいと思ったんだったら、後を追いましょ。

そりゃ、舐められてもしかたないですって。


話は飛んで、

ラストの爆発トラップにまんまと引き寄せられる刑事たち。

それに気付き、キムタクがはじめてマジになる瞬間

「早く電話しろー!!」


まじで深刻な事態だという事をわからせるために、なんでしょうけど


正直あれは、ないなと思いました。

じゃあ、普段の敬語口調は〝わざと〟ってことですから。

序盤でお偉いさんが撃たれたときに、あわわあわわしている姿もわざとやってたってことになります。


あそこは、キャラを守るためにも語気を強めて「早く電話してください!」と言っても充分伝わったと思います。


というか、そんな早く教えたいんなら自分でかければいいんじゃないかと思ったんですが、

電話をかけれないって設定ありましたっけ?

なんかそこも、

マジなのに、自分から電話をかけないっていうのが、違和感がありましたね。


かけれないとしたら、
綾瀬さんのケータイを奪い取るようにして「どこをどう操作すればいいんですか!」と必死に操作するシーンの方が、「電話しろー!」より、緊迫感が伝わりますし、普段電話をかけさせるキムタクが自らかけようとしているのは、よっぽどだと綾瀬さんも気付くと思います。


とにもかくにも、

次週、最終回75分拡大スペシャルなので、どう落とし前をつけるか楽しみです。


最後に、後番の「こち亀」の番宣が流れていましたけど、

香取君は、ハットリ君や孫悟空といったコスプレ慣れしているので、まあなんとか馴染んでいるんですけど、

後のメンバーは、コスプレ感がハンパないですね。

どうみてもコント衣装にしか見えませんでした。

見ていくついに慣れるかなぁ、あれ。



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