実にバカバカしい映画
不寛容なこの時代に、こういう自虐的な内容を多くのひとが笑って受け入れている、この状況が何より嬉しい
一流の役者さんたちが、真剣に茶番を演じているこの映画
それを嬉々として観に行く私もバカバカしい
家人にはあっさりと断られ独りで鑑賞
不寛容なこの時代に、こういう自虐的な内容を多くのひとが笑って受け入れている、この状況が何より嬉しい
これだけでこの映画を応援したくなる
内容は、いわゆるテンプレートもの
テンプレート漫才で有名なミルクボーイをエンディングロールで起用したのは、第三弾作成のメッセージかと勝手に想像する
次回作を勝手に楽しみにしているファンとして今作について思うこと
テンプレートものは安定感はあるが、初回作を超えるのはやはり難しい
個人的には前作のほうが面白かった
埼玉に縁のあるものとしては、前作も今作も埼玉を扱うシーンの細かいネタはツボ
それが前作は全面だったが、今回は関西を広く扱ったため、深堀りが足りない気がした
関西にあまり縁がないので分からないかもしれないが、そう思う
あとは、対立関係にある都道府県のチョイスの違い
大阪対他府県という‘’上下‘’より、埼玉・千葉のような‘’横横‘’の関係の対立のほうが面白いと感じる
次回、他地方を扱うならそんな設定で観てみたい
一流の役者さんたちが、真剣に茶番を演じているこの映画
個人的には、和久井映見さんの演技が良かった
彼女のすっとぼけた演技は絶品だとあらためて思う
茶番劇の中で、一人だけ素の感じだった朝日奈央さんもいい味付けだった
これが彼女の演技力なのかどうかはわからないが
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