- 自分に対する批判が当たっている場合は、それを受け入れ、「自分を向上させる方向に使えないかどうか」を検討してみることです。
- もう一つは、「批判に対して傷つきすぎない。傷を長く引っ張らない」ということです。これを引っ張り過ぎることは罪であり、暇な証拠です。もっと前向きなことや積極的なことを考えていれば、いつまでも、そんなことにこだわってはいられないものなのです。
- 九十九パーセントの人は、あまりにも小さなことや、どうでもよいようなことのために、悩んだり、苦しんだり、喧嘩をしたりしています。
- 人というのは、家庭内の些細な出来事や、職場でのちょっとした行き違い、他人のちょっとした言葉や行動などで傷つくものです。
- 「今、自分が悩んでいることは、つまらないトリビア(瑣末事)である」と見抜いたならば、トリビアはトリビアらしく、扱わなければいけません。「ゴミ箱に捨てるべきものは、ゴミ箱に捨てなければいけない。それを、宝物のように、後生大事に持っていてはいけない」ということです。
- 悩みのうち一パーセントは重要なものでしょう。それについては、しっかりと考えなければいけませんが、九十九パーセントは、取るに足らないものなのです。
『ストレス・フリーの幸福論』 第1章 ストレス・マネージメントのコツ