ジャガーが停まっていたのでパチリ。
やはりヨーロッパのクルマはアメ車と一味違います。エレガント、繊細、でも壊れやすい。で、わが町ポンコツ横丁へ送られてくる。
この街で事故でも起きようものなら、ネジ一本までリサイクルされます。潰した蟷螂のクルマもキット!
最近は耐性菌の問題で、抗菌剤を安易に出さない傾向にあり、それはいいのですが、イギリスで抗菌薬を抑制したら、感染性心内膜炎が増えてきたという記事を読みました。インフルエンザの初期症状は発熱です。近所のヤブ医者(大病院でも)はたいてい聴診もせずに風邪と診断して、解熱剤と去痰剤、抗炎症剤をポイっと処方して、様子を見ましょうで終わりです。たしかに耐性菌は危険で、義母がMRSAに感染して、以前のかかりつけ医に相談したら『受け入れる施設などないですよ』とにべもなく言われて愕然としました。あ〜、あの時かかりつけ医をかえていたら、蟷螂は心臓手術など受けることはなかったのに。悔やまれます。
で、抗菌剤を出さない医者はどうしているか?まず、医者が発熱したら確実に抗菌薬を服用しているはずです。耐性菌の出現は、医療現場が発信源になっているのではないでしょうか。もちろん患者に使うこともあるでしょう。
ならば抗菌薬はもう使わない。世界中で禁止にする。ドラッグと同じ扱いにする。
すると闇の抗菌薬が流通し、かえってタチの悪い耐性菌が出現する。あるいは不純物の混ざった粗悪な抗菌薬で命を落とす。でも、このいたちごっこの結末は人類の滅亡なのでしょうか。
まぁ、団塊世代の孫世代で起きるかも知れませんが。
それでいて家畜や養殖魚には抗菌薬をバンバン使う。人間には使わずに、自分たちの食料に使うこの矛盾。現代っ子が青バナを垂らさなくなったのは、家畜に抗菌薬を使っているからだと言われています。人間に使うことを制御する前に、食肉や養殖魚に抗菌薬を使わないようにすることの方が先決だと思います。