韓国でMERSが流行っているらしいが、隣国なだけに気にかかる。MERSは駱駝の肉から感染するといい、中東では当たり前に食されているらしい。一昨夜、テレ東で、世界中を旅する旅人が、北朝鮮で犬の肉をガッツリ食ってきてうまかったと話していた。写真を見たら、生々しい犬の肉が学校給食の食器のようなボール型の食器に入っていた。世界には、犬を食べる国もあれば、駱駝を食う国もあり、コウモリを食う国もある。日本の鯨やイルカを食べる習慣も、世界から見れば奇異に映るかもしれないが、食べている当人たちは違和感を持たない。中東で駱駝の肉を売っている人のインタビューでは、『牛よりも安いから』とさらっと言った。手に入るものを食べる。世界的に見ても当たり前のことだ。駱駝食いや犬食いが非難されず、鯨やイルカを食べる習慣が、槍玉にあげられる。もっともアフリカで流行っているエボラは、猿の肉を食べてかかるらしいし、たしかSARSはハクビシンを食べて中国国内で感染が広がったと記憶している。鯨やイルカが高等動物だから食うなと言うならば、猿は下等動物ということになる。猿食いの方がよほど罪深いような気がするが。
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