阪神とシカゴマラソン報道に喝！

阪神は本日無様にも負けて、シーズンが終わり、蟷螂の野球観戦も終わった。やはり能見がよくなかった。ボールが走っていなかった。シーズン中も精彩を欠いていて、野球人生も終わりに近づいているのではなかろうか？二年続けて負け越し、防御率も4点に近い3点台がやはり二年続いている。峠を越えたといって良さそうだ。そうなると来シーズンは藤波に、おんぶにだっこ状態で、ブルペンは今シーズン以上に苦しくなる。ドラフトでは即戦力の大学生をとることが早急の課題だ。
巷ではラグビーの、外人だらけのメンバーの活躍で持ちきりだが、蟷螂はいま一番興味を持っているスポーツがある。それは障害者のマラソンだ。車いすマラソンともいう。あの、猛スピードの出る車いすを腕力だけで42.195キロ走らせるのは、並みの体力ではできない。蟷螂が密かに期待している選手も何人かいる。来年のリオデジャネイロでの車いすマラソンは楽しみのひとつだが、残念なことにメディアでは取り上げられることは皆無だ。
外人ばかりのラグビーがちやほやされ、パラリンピックというとそっぽを向くメディアの姿勢は、思い切りたださねばならない。第一、パラリンピックという言葉自体が差別的要素を孕んでいる。障害者レースもオリンピックの一環の競技として組み入れるべきだと思うが、なぜパラリンピックとして差別的に扱っているのか、蟷螂にはわからない。昨日、シカゴで国際的なマラソン大会があり、女子の日本人選手が4位に入ったことが報道されているが、車いすマラソンの結果はどこをどう探しても出てこない。公平であるべき報道機関が、あからさまに健常者のマラソンと車いすマラソンを差別しているのだ。口先だけで綺麗事を並べる報道機関に『喝！』だ。