ようやくリフォームがほぼ完了した。ほぼというのは、まだ幾分か追加仕様が残っていて、家具屋が出入りすることになるからだ。ったく、今回のリフォームは、同窓のよしみで某中堅会社に安価で頼んだが、安いだけあって職人の質も良くなかった。何より驚いたのは、洗面所の陶器の、取り替えたばかりの洗面台にひびが入っていたことだ。加えてそのひびを隠そうとしたのか、補修した形跡があった。これでは某国と同じ、隠蔽工作である。その他、鳴らなかった床が床鳴りしたり、家具の寸法が違ったりとか、色々な出来事がありすぎて疲れた。しかし、まずはこれで再び写真をアップロードできるようになる。なにはともあれ、ほっとしたというのが正直なところだ。
が、夜半に来訪者あり。出ると紳士が二人、佇んでいた。お隣と連絡がつかないのですが・・・」「どうしたんです?」「息子さんが交通事故にあわれて」「で、容態はどうなんですか?」と尋ねると、目を背ける。「ああ、これはもう・・・」お隣のご子息は背が高く、なかなかナイスガイだった。奥さんの自慢のご子息だった。ただ、ただ、ご冥福を祈るのみである。なお、彼は享年28歳だった。壁一枚を隔てて、裏表の人生がある。マンション暮らしがいやになる。
が、夜半に来訪者あり。出ると紳士が二人、佇んでいた。お隣と連絡がつかないのですが・・・」「どうしたんです?」「息子さんが交通事故にあわれて」「で、容態はどうなんですか?」と尋ねると、目を背ける。「ああ、これはもう・・・」お隣のご子息は背が高く、なかなかナイスガイだった。奥さんの自慢のご子息だった。ただ、ただ、ご冥福を祈るのみである。なお、彼は享年28歳だった。壁一枚を隔てて、裏表の人生がある。マンション暮らしがいやになる。