蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

獣臭

2009-05-11 00:04:02 | 雑記
朝起きて寝室の扉を開けると、ムッとする臭いが立ち込めていた。はじめは家の者の加齢臭かと思った。家の者はもう出掛けてしまい、ベランダの窓が開放されていた。獣臭だった。
だいたいペットブームとかで、グルメの次のブームにマスコミが仕立てあげようとしている魂胆は見え見えだ。
私の住んでいるマンションは元々ペットの飼育は不可だったが、最近隠れて犬を飼育している住人か増え、理事会の理事の中にも犬を飼っているものがいる始末で、ごり押しの形で飼育が許可となった。
だが、私はアレルギー性の疾患を抱えている。万一これが喘息にでも発展したら、理事会は責任をとってくれるのだろうか?
疑問だ。
これが獣臭を通り越し、糞尿臭になったらどうするのか?
こうなったらこっちはワニか虎でも飼って対抗するか?
マスコミに踊らされてグルメブームで糖尿になり、ペットブームでアレルギー疾患から喘息になる。
マスコミは医療費を増加させるという大罪をおかしている。
ただでさえ、バカキャラを売り物にするタレントを操る元漫才師がおり、この案配だと、彼の配下のバカタレントが国会の赤絨毯の上を闊歩するのも時間の問題だ。
末世を作り出すのは、マスコミとネットだろう。
ある意味では、豚フルよりも怖い。
今日、スカパーで石原知事監修の映画を観た。出演している男優のほとんどが坊主頭であることが清々しかった。どんなにいい戦争映画でも、海軍将校というだけで髪を伸ばしていては鼻白む。
閑話休題。
他人の迷惑になるような犬の飼育は厳に慎まなければならない。
これはモラルの問題である。だから私も虎やワニの飼育を自制している。
NHKのラジオの健康相談で、アレルギー科の高名な先生は、アレルギー疾患の相談者にペットの飼育の有無を問い、もし相談者がペットを飼っていたら、すぐに飼育を止めるようにいう。もし相談者が躊躇すると、『あなたはアレルギーを本当に治す気があるのか?』と一喝し、その後の相談には応じない。
それほどペットはアレルギー性の疾患には禁忌なのだ。
犬の飼育はただでさえ狭い東京の、蚤の額ほどのマンションで飼育したら、犬自体も不幸だし、周囲の部屋にも多大な迷惑になる。
犬を飼うならば一戸建てを購入してからにしてもらいたい。
だが、家の者は相変わらずペットの番組とバカキャラ番組に洗脳され、食事中のチャンネル主導権でいさかいになる。
不快な日々だ。
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