蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

イラン人が芥川賞をとったら、小説とは縁を切ろうと考えていた。

2009-07-16 00:00:04 | 文学
とりあえず丸山先生が腰も抜かさず、血管も切れずにすんだ。ほっとした。最近の芥川賞も直木賞も、話題性のみを追求し、真の小説の本質はそっちのけになっていた。そして、話題性だけで選出された『作家』が、悪い意味で作品を世に送り出し、先生と呼ばれているうちにいつしか文学賞の選考委員になる。村上龍が芥川賞の選考委員か…彼はあまりいい小説は書いてないな。限りなく…は流行語にはなったが、ろくな作品ではなかった。それが今や芥川賞の選考委員とは…やはり文学の衰退の潮流は激しいものがある。もはや文士という言葉は死語か?とにかく『白い紙』を選ばなかった見識だけは買うが、昨年の中国人の受賞は評価できない。日本語の真の意味が伝わらない小説は文学とはいえないのだから、話題性だけで選ぶべきではない。
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