アカデミー賞外国語作品賞受賞だったっけ。
ハルキもさぞ苦笑しているだろうな。
喉から手が出るほど欲しかったノーベル文学賞。
結局カズオに取られてしばらく日本人の受賞はないと思われている中、自作が映画化された作品がアカデミー賞に。
ま、アカデミー賞には、ノーベル賞同様に興味がなく、特にアカデミー賞に輝いた作品で感動したものはあまりありません。
最近の邦画はテキトーに作っている感が否めず、特に酷かった『君の鳥はうたえる』。
サイテーの出来で、原作を5回読んだ蟷螂は絶対に許せない作品だと思いました。
原作者が亡くなっていることをいいことに、ハチャメチャな作りをしていて、あれが佐藤泰志の文学だと思われたら、草葉の陰で眠りについている原作者が生き返り、監督を殴りに行くかもしれません。
それにしても、今日の官房長官の会見はひどかったなぁ。
お喜び申し上げますと言いながら、顔は全く笑っていなかった。
あれ、聞いているとなんだか怒っているような気がして、この人感情の起伏が全くない人だと思いました。
この分で行くとロシア軍が北海道に上陸し、尖閣が中国軍に支配されても怒りの感情を表さず、淡々と官僚の書いた原稿を読み上げるでしょう。
『ドライブマイカー』、ハルキアレルギーのある蟷螂は、もちろん読んでいません。
奇しくも今日ブログで取り上げた『君の鳥はうたえる』も、『ドライブマイカー』もビートルズの歌のタイトルで、どちらもいい曲でした。
なのに『君の』は酷かったから、『ドライブ』も同等のレベルで、ハルキストたちの怒りと失笑をかう映画かもしれないということだけは言えるでしょう。
丸山先生の作品も3作ほど映画化されています。
ジュリーが出た『ときめきに死す』は酷かったなぁ。
ま、いいや。
とにかく文芸作品の映画化よりも、オリジナルの脚本の邦画の方に佳作があるような気がします。
西川監督の映画には少し惹かれていますが・・・