緊急事態宣言が解除されても東京の感染者数は一向に減少しません。
今日は337人。
報道では夜の街に人が繰り出しているそうです。
高齢者が自粛しているのに、若者が飲み歩き、感染して帰宅して高齢の親や家族にうつしまくるという図式が明確になってきました。
そしてうつった家族のウイルスが変異が従来型かの区別もろくになされていません。
国と都の対立が深まるにつれ、国のオリンピックに対する情熱が薄れていることは、ガスが聖火の出発イベントを欠席していることからも判断できます。
もうガスはオリンピックどころではなく、政権維持に必死なのです。
もし次の総選挙でガスの率いる政権与党が大敗するようなことがあれば、ガスは間違いなく下野時の総理ということになり、終生汚名をかぶることになります。
なので今はちょっぴり反オリンピックのスタンスをとったのでしょう。
もう直ぐ変異ウイルスの第4波に襲われる。
オリンピックに浮かれている姿を国民に見せていて第4波に襲われたらマズい。
選挙で勝てなくなる。
選挙に勝てる方法は3つだけ、GoToを再開しないことと、少しでも全国の感染者数が上向いたら速攻で非常事態宣言を発令し、鉄道を運休することです。
オリンピックはその時点の感染者数や死者数で判断してもいいでしょう。
なにせ異常事態なのです。
オリンピックか人命かと天秤にかけた時、オリンピックを優先するとは思えません。
自民党の勇気ある議員はcovid-19対策を理由にして、離党も視野に入れるべきです。
このような時だからこそ、国会議員は是々非々で臨むべきなのです。
観光飲食業界にべったりくっついた議員がキャスティングボードを握っているような現体制では、いずれ起きうる国家存亡の危機に際しても重大な決断を下せません。
新しい生活は新しい政党でなければ新しい様式を作ることができないのです。
新しい生活様式に合った法改正だってあってしかるべきでしょう。
それをまったく実行せず、脳味噌にまで白髪が生えているような年寄りに国家の帰趨を任せることは得策ではありません。
蟷螂はcovid-19の感染が国内で起きた時、マンションの管理会社に『この疾病は2年続く』と警告しました。
中規模中層のマンションですが、いまだに住人にcovid-19患者が出たというニュースは伝わってきていません。
ただし、これまでは運が良かっただけ、無症候感染者がいたことも想定できます。
東京の今日の重症者数42人
入院患者数1372人(3/22)
検査人数6401.3人(3/21)
陽性率3.7%(3/21)
累計感染者数117704人(3/22)
累計死者数1643人(3/22)
台東区累計感染者数2162人(3/22)
墨田区累計感染者数2348人(3/22)
江東区累計感染者数3784人(3/22)
感染者数が底を打っていることは報道を見るまでもなく明らかです。
その底を打っていない状態で緊急事態宣言を解除する意味がよくわかりません。
おそらくカネを出し惜しみしているだけでしょう。
議員は議員歳費をカットして、補償金の足しにするくらいのことをしてもいいと思います。
もっとも、『飲みに行って補償金の足しに』などと考える良からぬ輩が出てこないとも限らないので、ほどほどで。
あるいは、議員が感染して変異したcovid-19の怖さを身をもって体に刻み込めば、GoTo復活などとバカなことを考えなくなるかもしれませんが。
それにしても『いつまでマスクかけてりゃいいんだよ』と記者に聞く大臣がまだ跋扈している以上、covid-19は収まらないでしょうけど。