蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

嫁がせる父

2011-04-25 00:17:47 | 徒然
土曜日、某新聞社に勤める大学の同級生と錦糸町に飲みに行く。MARUという、日本酒の種類の多い店をチョイスしたが、直前にネットであまりよく書かれてなかったので、迷う。同級生に話すと、とりあえず入ろうと言うことで落ち着く。座席がやや50年前の三等列車といった風情で、ちょっとラグジャリー感に欠けるが、酒の種類が多く、日本酒命の同級生は嬉々としていた。料理も悪くなかった。滅多に口にできないクロダイやメジナが三点盛りになっていたし、アワビの地獄焼きも1000円の大きさではない。タイラギやサザエのつぼ焼き、蛍イカの沖漬け、馬刺、その他色々頼み、酒もたらふく飲んだが、会計を聞き驚いた。10500円は安い。店員の態度もよく、酒の知識も深い。いい店を見つけた。ただ店内が少し鰻の寝床風で狭いか…同級生との話しは、娘が結婚するかもしれないということだ。相手の男を家に連れてくるという。ま、家のマルキ倅のことがあるので、私の方が先輩にあたる。まず、酒を飲ませること、日本酒は若い奴等は飲めない。そこを、一
升瓶を横に置き、男に勧めてやれといった。『俺の酒が飲めないのか?』と言ってやるというから、それじゃ杜氏だ。そこは『俺の注いだ酒が飲めないのか?』と言いなさいと伝授した。ほかにも気に入らない点があったようだが、最終的に気に入らなかったら、私と同じように『結婚式に出ない!』という奥の手を使う。私はマルキ倅の結婚式に出なかったが後悔していない。といったことを肴にして話をしていたら酒が進み酩酊した。放射線の雨が降りしきるなか、その後2軒ほどカラオケスナックで歌い、帰路についたのは午前一時だった。よって本日は一日戦死となる。
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