蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

麒麟はまぁまぁだった

2020-01-19 21:53:00 | 弁膜日記
『麒麟がくる』は今日がスタート、昨年のたけしが台無しにした『いだてん』よりははるかに良かったのですが、エリカ様の後がまに座った方の演技がいまひとつでした。
謎の部分が多い明智光秀ですが、『そこまで書いていいの?』みたいな箇所があり、気になりました。光秀といえば背中に『てつほう』を担いだ姿が印象的ですが、堺でいとも簡単に『てつほう』を手に入れられたところも『え?』と思いました。酔っ払って目覚めたら枕元に置いてあったなんて、手抜き脚本もいいところ、ファーストタッチはもっと紆余曲折が欲しかった。
でも、蟷螂は明智派です。
信長のような暴君が長生きしていたら豊臣はもちろん、徳川300年もなかったかもしれず、本能寺が明智光秀の最大の功績です。
蟷螂はこれまで信長好きの人を何人か見ましたが、いずれも鼻持ちならない、『虎の威を借る狐』的なヤツばかりでした。

評価は裏切り者の汚名を着せらたままで、吉良上野介か明智光秀かというくらいの嫌われ者ですが、両者は言ってみれば歴史上の野党でしょうか。大衆に受け入れられないのです。
その歴史上の一大嫌われ者にスポットを当てた視聴率を気にするNHK、今回は英断ですね。次は吉良上野介を取り上げてくださいな。視聴率稼げまっせ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« デスウィッシュを観る | トップ | 一日一歩 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。