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気の向いたときに・・

統合失調症 ・ 欧米やアジアの治療は?  指針の意味

2013年10月10日 08時24分52秒 | 独り言
統合失調症の治療で使われる向精神薬は

適切に使えば 幻聴や妄想を減らせるが

量や種類が増えると副作用ばかりが強まる。

欧米・アジアの主要国では 70~80%

前後の患者が1種類を使って治療している。

日本は異なる。

国立精神・神経医療センターが今年まとめた

処方状況調査では 精神科医療機関で3種類

以上の向精神薬が処方された患者の割合は

入院42% 外来19%にのぼった。

過剰処方は10年以上前から問題視されてきたが

「薬を減らすと症状が悪化する」と懸念する医師が

多く 減薬は進まなかった。

症状の悪化は急激な減薬で起きる。

今回の指針は徐々に薬を減らすことで

減薬経験のない精神科医でも安全に

取り組めるようになっている。

患者や家族にとっても指針を基に主治医に

相談するなど 幅広い活用が期待される。



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