TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

うどん

2013-08-16 07:20:13 | Talk to myself 2013

帰省の前日に食材スーパーへとでかける。

地粉の小麦を買いに行く。

「うどんを作ってやる。」

両親に肉汁うどんを食べてもらいたく

その他の荷物と同じく発送する。

仕事を終えてからのこと、

「明日は届くかどうかわからない。」

と運送屋に言われる。

まぁ仕方ないがどうにか午前中の配達を希望する。

 

帰省2日目の朝、荷物は届くことがなかった。

失礼と思いながらも電話攻撃、

夜に届けられても全く意味がなくなる。

そのかいあってか14時ごろ荷物が届く。

このタイムラグがデジャブを引き起こす。

 

両親にすると倅がうどんを作るというのだから、

期待も当然、朝から出汁をとったりの仕込みである。

肝心の地粉が届かない。

やむなく白いうどんを買いに行く。

ここで先日の出来事が頭をよぎる。

かん水を使うからラーメン、

デュラム粉を使うからパスタ、

白い粉を使うから讃岐風のうどんである。

地粉を使うから田舎風のうどん、

ごわごわした食感の中に濃厚な小麦粉の味が

口の中に広がる。

讃岐麺での武蔵野肉汁うどん、

マズさの原因は麺にある。

別に麺が悪いわけでもなく、

組み合わせが非常に悪い。

出てきたつけ汁がネギを溶かすほど煮つめられ

出汁が焦げて塩角が立とうとも、

それがまずさの直接の原因ではなかった。

 

大量に作ったつけ汁、

届かない粉にしびれを切らせて

白い麺をゆがく。

チビさんから不評を招く。

食べている自分もデジャブを体験することとなる。

 

昨日のこと、

残った汁もあるし粉もある。

再挑戦を勧めろれる。

朝から餅つき機で粉を練り始める。

適当に粉がまとまったところで手打ちに切り替えて、

程よいと感じたところで布巾をかぶせて生地を休ませる。

お昼前に麺打ちの準備が整う。

狭いまな板に打ち粉をして延し棒で伸ばす。

二つに折り曲げ麺を切る。

見様見真似の慣れない作業。

麺自体も短くどうなることやと思う。

 

一気に麺をゆで上げてなんとか完成する。

昼食はなんとかつけ汁うどんの体裁を保つ。

お世辞にもおいしそうととは言えない見栄えであった。

麺打ちの経験自体まだ2度目か3度目のこと、

ただ茹で上がる麺の味見で感触をつかむ。

 

前日不評だったつけ汁の味が変わる。

強い面の味につけ汁の個性が引き立てられる。

どうなるかと思ったが、

美味しいと返事が返ってきた。

正月までにもう少し上手になって欲しいとのことであった。

自身でも理解しているが、

こしのある長い麺が打てるようにならないといけない。

 

家に帰るとあまり居場所がなく、

仕方のないことと思っている。

それでもなんか一つやることがあれば

またそのような状況も変わってくる。

次回の帰省までの課題ができて

少しうれしく感じました。

 

 

 


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