今日は友人との会合で
頼まれていたことを試してみる。
今はやっていないが、
昔組み立てたポータブル真空管アンプを持ち込んで
フルパワーで鳴らしました。
最初はそれ程大きな音を出さなかったのですが、
CDを渡して一杯やっているうちに
友人がドンドンとボリュームを上げていく。
いつのまにか自分の部屋で鳴らした音量を超えていく。
そもそも4畳半では鳴らせないので
持ち込んだ先で音が立つか心配していた。
スペックはありあわせの部品ばかり、
何度か使いまわしの裸トランスに
10㎝フルレンジ×2の左右4個のスピーカー。
これが4000円したかな。
電源トランスも容量が低くて
結果、出力は1.5ワット×2ぐらいしか出ていないはず。
音を鳴らした場所は14畳ぐらいの広さで
天井は2階まで吹き抜けの状態である。
しょぼい音しかならないよな~と思っていたら、
会話ができないほどの音がなる。
ライブハウスとまではいかないが、
ガラクタでかなりパンチのある音が出ていました。
気に入ってもらえたのでしばらく預かってもらうことにする。
そのうちもう一度訊きに行こうと思う。
飲み会参加者の一人は
こんだけ音をだしても音が割れないと不思議がっていた。
自分以外はオーディオ未経験者である。
自分とて経験があると言えど万能でもない。
ほんのさわりしか知らない。
部品がそろっていても造ることが出来ない。
なかなかそういう時間が取れなくなったこともある。
部品の声を聞くことが出来ない。
いずれ遊べる時がくるといいのたが、
いつになるでしょうね。
けれど思っていた以上の性能と、
クラフトアンプを友人に受け入れてもらえたことは
とても嬉しかった。
埃をかぶっていたガラクタアンプも今日は一仕事でした。