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Sunset hills

byサントス

フルパワーで

2008-10-22 20:41:37 | old times
ゆっくり調整中の製作しているアンプです。
今日はご近隣の方が留守にしていたので、
フルパワーで鳴らしてみました。

普段は小音量での評価しかできないので、
アンプの持つ個性を評価するというか
実際のところ音量をしぼったところの動作を
味わうしかありませんでした。

2~3ワットぐらいは多分出ているのでしょうが
いつもは0.5ワット未満しか、
いや0.3ワット未満の音しか出していないでしょうね。

ホンダのS600を持っているお兄さんに
言われたことがあります。

「馬力を持っていても使えなきゃ意味が無い。
 古い車かもしれないけれど、こいつには(S600)
 ゾクゾクとしたぶぶんがある。
 高性能の車は数あれど、
 自分にとって走らせて楽しい車は
 こいつだけだね。」

「アンプリファイヤーも持っている性能出せないと、
 30キロ制限のとこでスポーツカーを走らせても
 その良さを知ることは出来ない。」

なるほど、納得のいく言葉であります。

それでアンプなんかガンガン鳴らすと
やっぱり近所迷惑でしかないのですが、
たまに迷惑にならない程度に鳴らしてみたいと
ずーっとそう思っていました。

「I feel fine.」

BoAの「Rock with You」なんか
ズコズコしたとこの押しと引きがくっきり出ました。
ボリューム中以上のところからサラウンドがはじまり
臨場感豊かなものになります。
さすがにこの辺からのボリュームになると
長時間かけていられません。
フルパワーで1曲だけです。

やばい

ふと我に返る!

負荷抵抗8キロの状態で
かつNFBナシの状態です。
線の細い音を描くかなと思っていたら、
かなり図太い音でした。

10センチのダブルスピーカーが奏したのか、
低域の立ちも高域の伸びも思っていたより
しっかりとした音がでてくれました。
ベースギターの音程や変化も
バスドラの音もくっきりとしています。

ラジカセの音からは一線を離れてくれました。
ようやく安心しました。
集製材で作成したボディも
しっかりとパワーを受け止めてくれて、
音のビビリとか出なくて良かったです。
アコースティックギターなんかが入る楽曲を聴くと
今まで少し硬く感じていた音も
親しみを持って聞けるようになりました。

持っている平衡回路のアンプと比べると、
小音量時の低域の不足は仕方ないかなと言う程度です。
ボーカルが突き出た感じに趣きますが、
中出力あたりからはそんなことを感じさせません。

どんな歪がでているのか、
特殊なテスターや診断機を持っていません。
きっと波形を調べたら
ろくな音じゃないかもしれませんが、
なかなか納得のいく音でありました。
楽しいものであります。


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